金武町けんこうニュース Vol.128

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■高尿酸血症について～様々な病気の発症リスクを減らそう!～
尿酸とは、「プリン体」という物質が体内で分解されてできる燃えカスです。プリン体は、ビール(お酒全般)やレバー等に多く含まれており尿酸値が高くなりやすく、血液に含まれる尿酸が7mg/dl以上になる事を高尿酸血症といいます。尿酸の結晶が物理的な刺激等によりはがれ落ちると、白血球が集まり結晶を食べます。この時に炎症を起こす物質が放出され、痛風発作が起きます。治療する基準は皆さん違いますので健診を受け確認しましょう。

◇生活習慣改善の5カ条
(1)肥満の解消(-2kgを目指そう)
→尿酸だけでなく生活習慣病全般に効果あり
30分のウォーキングでさらに効果大!
(2)1日2ℓの水分摂取
(3)飲酒量の見直し
→週2回の休肝日、まずは1杯1缶減らそう
(4)ストレスを溜めないように
(5)野菜や海藻類のアルカリ性を摂取

・金武町民は酒飲みが多い
沖縄県は、過剰飲酒割合は男性が3位で全国平均の1.5倍、女性は1位で2倍も飲んでいるよ!

◇尿酸値は継続的な治療が必要です
痛風発作を起こした方は、薬剤で尿酸値6mg/dl未満に保って5年間維持することが重要です。生活習慣を整え、適切な治療を受け、尿酸値6mg/dl以下にコントロールすることで、関節内に蓄積した尿酸結晶を溶かしきる事ができ、痛風発作再発を予防することができます。尿酸値が下がったからと治療を中断することは絶対に避けましょう。

問合せ：金武町総合保健福祉センター
【電話】098-968-5932