■父が育った滋賀にゆかりのある方たちを演じて。
話題を呼んだ大河ドラマ「どうする家康」(NHK)でお市(いち)の方(かた)と茶々(ちゃちゃ)の2役を熱演した北川景子(きたがわけいこ)さんが、長浜市の浅井文化ホールで開かれたトークショーに出演し、役に込めた思いや滋賀とのつながりなどを語りました。そんな北川さんに滋賀への思い、滋賀での思い出などをお話しいただきました。
▽女優 北川 景子さん
Keiko Kitagawa
1986年生まれ。2023年10月には、デビュー20周年を記念する写真集を7年ぶりに発売。大河ドラマ「どうする家康」(NHK)(2023年)など、数多くの映画やドラマで活躍中。
◆父が生まれ育った滋賀県
私の父は彦根市出身。新型コロナウイルスの流行前は毎年のように彦根市にある祖父のお墓参りに来ていたので、実家のような感覚があります。
その際の楽しみだったのが彦根城。突然出現する「ひこにゃん」が撮りたくて、何度も彦根城に登りました。
◆祖母の手料理は滋賀県の味
「どうする家康」の撮影が始まる前に勉強を兼ねて、お市の方や浅井長政ゆかりの城下町や小谷城跡を巡りました。今回、1年半〜2年ぶりに長浜市を再訪しています。
今日も、滋賀の郷土料理のお弁当をいただいたのですが、ほんのり酸っぱいお料理、発酵食が多い印象です。おいしいお米があり、自然も豊か。そんな滋賀のお料理をいただくたびに、私は祖母の味を思い出します。
ちなみに父はふなずしが大好物。私も時々いただきます。
◆滋賀県の皆さまへ
大河ドラマ「どうする家康」では、滋賀県にゆかりがあるお市の方と茶々を演じさせていただきました。県内にはまだ行ったことのない名所や観光地があるので、これをきっかけにまたプライベートでも訪問したいと思うようになりました。その際、皆さまにお会いできることを楽しみにしています。
web滋賀プラスワンでは、北川さんから県民の皆さんへのメッセージ動画がご覧いただけます。
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