◆琵琶湖に映る名月から着想を得た「源氏物語」
真言宗の大本山・石山寺は奈良時代に創建され、古来から観音霊場として広く信仰を集めています。
平安時代には貴族の間で石山詣が盛んで、紫式部も新たな物語の構想を求めて石山寺に参詣しました。寺に七日間籠もり、琵琶湖の水面に映る十五夜の月を眺めて「今宵は十五夜なりけり」の一節から「源氏物語」を書き始めたといわれています。
▽石山寺
西国三十三所第十三番札所
大本山 石山寺
滋賀県大津市石山寺1-1-1
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