たが民児協だより 民生委員・児童委員～支えあう 住みよい社会 地域から～

16／34

◆地域に支えられて
私自身、民生委員としての活動はまだ数ヵ月であり、どのように関わっていけば良いか試行錯誤の状態です。月1回程度の見守り訪問をさせていただいても、私ひとりでは細かいところまで把握できていないのが現状です。
そのような中、私が担当している地域は、ひとり暮らしの方や高齢者世帯が住んでいる家の近隣の方々がとてもよく気にかけてくださっています。近隣の方から「最近外へ出る姿を見ていない」、「同じ洗濯物が2～3日ずっと外にあって取り入れてない気がする」、「いつも我が家には来たことがないのに、ここ3日前から毎日来るので何か勘違いをしているようすがある」など、具体的な連絡をいただきます。そのような連絡が来ると「何か困っておられるのではないか」とタイムリーに訪問することができます。実際に近隣の方から報告をいただいてすぐに訪問すると「こけて腕の骨にヒビが入って、家でじっとしていた。ゴミ出しができない」と話されました。訪問して何もなければホッとして、困っていれば福祉保健課や社会福祉協議会などの関連機関に相談することができます。このようなことができるのは、地域の住民皆さんのおかげであり、感謝しかありません。いつもとようすが違う、何かおかしいと思われた時は、ぜひ民生委員までご連絡をお願いします。
高齢者世帯やひとり暮らしがますます増える地域であるため、住人の皆さんの力を借りて民生委員の役割を担っていきたいと感じています。

→福祉保健課
【有】2-2021【電話】0749-48-8115【FAX】0749-48-8143