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≪特集≫水害に備えましょう

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滋賀県多賀町

近年、全国各地で記録的な大雨の被害が相次いでいます。特に突発的に発生する線状降水帯には注意が必要です。水害は地形による影響を大きく受けます。ハザードマップを確認して、避難場所や避難方法を把握しておきましょう。

◆水害をもたらす現象、そして災害は?
大雨による災害は積乱雲の発達、台風の接近、前線の停滞で発生します。また近年多発している線状降水帯では集中豪雨が発生します。これらの現象により洪水、氾濫、土砂災害が発生する可能性があります。

[ピックアップ]線状降水帯とは
次々と発生する積乱雲が列をなし、線状に伸びた地域に大雨を降らせます。線状降水帯の気象発表は令和3年から開始され、令和5年5月25日からは、発生の最大30分前に直前予測を出す運用が始まりました。発表された際には屋内へ避難し安全を確保してください。

◆浸水区域を確認しましょう
滋賀県から「洪水浸水想定区域図」と「地先の安全度マップ」のシミュレーション結果が公表されており、これらは多賀町総合防災マップに掲載され、地図上で確認することができます。

◆避難の方法「水平避難と垂直避難」
水平避難とは、その場を立ち退いて避難所や、知人、親戚の家など、安全を確保できる場所へ一時的に避難することです。天気予報であらかじめ予測できたときは、重要な避難方法となります。
垂直避難とは、家屋の2階へ避難することをいいます。特に線状降水帯など、短時間で局地的な大雨や、夜間の大雨で屋外の移動が危険を伴う場合に特に推奨されます。

◆マイ・タイムライン(行動計画)を作りましょう
台風や大雨などのときの行動をあらかじめ決めておくことは非常に重要です。一人ひとりのタイムラインを作成することで、行動を時系列的に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助となります。
※詳しくは多賀町総合防災マップ(49ページ)をご覧ください。

◆情報を取得する方法
水害は事前に予測可能なことも多いため、気象情報に注意して、早めに対策をとるようにしましょう。

▽多賀町総合情報配信システム[登録必要]
避難情報・気象警報など
touroku@taga-town.jp

▽しらしがメール[登録必要]
情報、河川水位情報、土砂災害警戒情報など
entry@pref.shiga-info.jp

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