「フリースクール てだのふぁ」を訪問して
去る7月25日、14:30から彦根市京町にある「NPO法人フリースクール てだのふぁ」に民生委員7人(内事務局1人)で訪問させていただきました。
「てだのふぁ」とは何らかの理由で不登校となった児童・生徒が、同じような悩みをもつもの同士が一緒になって遊んだり勉強したりする場を提供され、またさまざまな支援や話を聞いてあげたりしている場所です(令和5年3月末現在38人が登録、彦根市内の児童生徒は75%)。
元教員の方々やボランティアスタッフらで、行政の支援がない中で運営されており、熱意ある指導をされてました。学校へ行かない、行けない児童生徒が、どうして「てだのふぁ」に通うのか?そこには通常の学校ではなかなか対応しきれないところをフォローされているからだと思います。昨今の社会環境の中で、学校の先生方は多忙をきわめており、すべての児童生徒を完璧にフォローできるものではありません。そのような中でこの「てだのふぁ」は開校され、今日に到っています。
この「てだのふぁ」に通えている児童生徒はまだ救われていると思われますが、そこへすら行けない子どもたちがまだまだたくさんいるのではないでしょうか?そういった児童生徒をひとりでも少なくしていくのも我々児童民生委員の一つの仕事だと思いました。
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