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多賀町立博物館

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滋賀県多賀町

◆企画展
▽多賀のワニ化石とその仲間たち
架空動物のため標本がない「竜の展示」とちがって、こちらは化石標本が多く見られます。約180万年前のアケボノゾウ化石多賀標本が生きていた時代の、古琵琶湖層群から産出しているワニ化石と、日本の第四紀の代表的なワニ化石を紹介し、当時の環境に思いをはせることができます。有名なマチカネワニの化石も多賀にやってきます。関連するワニ化石の講演会も3月24日(日)に企画しますのでぜひ博物館へお越しください。
会期:3月2日(土)~4月7日(日)
会場:あけぼのパーク多賀 ホール
観覧料:無料

◆博物館のこぼれ話
▽干支セトラ展のはなし
12月末からトピック展「辰(竜)年にまつわる干支セトラ」が始まっています。1月6日(土)からは姉妹展示にあたる「多賀大社賀状展」もはじまり、ホールがにぎやかになります。干支セトラ展(干支に関する干支セトラetcetra)は、ほぼ毎年お正月をはさんで年末から1月にかけて実施しています。開催しなかった年もありますが、平成25年正月の「巳年にまつわるエトセトラ」、平成26年の「うまままま~馬~」あたりから始まっているので干支展はほぼひと廻りしてきました。
干支セトラ展では、博物館に収蔵する干支に関連する標本を公開し、干支にまつわる情報を集め、学芸員や学芸補佐員による独自の視点を交えて展示します。新しい年を迎えるにあたって、展示から干支の話題で盛り上がり、新しい年の決意に関する素材につながったらというような期待をもって展示しています。内容は幅広いですが、本で調べ、ときには取材に出かけることが展示をつくる者のやりがいとなっています。その分野に造詣の深い方に展示物や写真を提供していただいたり、併設されている多賀町立図書館、多賀町立文化財センターの協力をもらったりして、より幅広くて深い展示内容を構成することができています。
今年の内容は、竜についての解説・竜骨について・辰(竜)年のことわざ・竜のつく山・竜のつく星座・竜の付く植物(花)などです。過去の干支展のようすは、多賀町立博物館のホームページでも掲載されています(過去の展示コーナー)。
干支展は、日本各地の博物館でおこなわれていて、近くでは、京都国立博物館の「新春特集展示辰づくし~干支を愛でる~」、三重県総合博物館MieMuの「新春展示三重のタツたち」など、毎年おこなわれているものがあります。その博物館ならではの内容や、干支に関する標本展示を広く見に行っていただくと、また楽しいものです。多賀町立博物館の干支展は好評であれば期間延長をして展示することもありますので、何度もお越しいただき、ご覧ください。

辰(竜)年にまつわる干支セトラ
会期:令和5年12月23日~令和6年1月14日(日)
会場:あけぼのパーク多賀 ホール
観覧料:無料

→多賀町立博物館
【有】2-2077【電話】0749-48-2077【FAX】0749-48-8055

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