◆朝比奈遥隊員
皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊の朝比奈遥(あさひなはるか)です。短い秋が過ぎ去り、あっという間に年末となりましたが、皆さんいかがお過ごしですか?いろいろと慌ただしい時期だと思いますが、そんな時こそゆっくりできる時間をつくって、体調を崩さないようご自愛ください。
10月5日に、大滝小学校の運動会のお手伝いに参加させていただきました。子どもたちがゴールに向かって一生懸命に走る姿に感動し、練習した成果を発揮しよう!という想いも伝わって、見ていて心を打たれました。保護者の方や地域の方、先生方も一丸となって応援し、盛り上げているところにも、温かいパワーを感じました。大滝小学校のすてきな環境が、今後も残ってほしいと改めて思った1日でした。
◆岩下晃士隊員
皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊の岩下晃士(いわしたこうじ)です。
この記事を書いているのは、10月の終わり頃です。日々、涼しくなっていくのを感じながら、季節の変わり目を楽しんでいます。これまで進めてきたお酒の事業についてご報告いたします。空き家の活用と、地域に新たな事業を創出することで、地域の課題解決を目指す取り組みとして、お酒(リキュール)の製造・販売を目指しています。酒粕を再利用した焼酎をベースに、地元産の農産物を浸して独自の製品を作り上げたいと考えています。
そして、先日、第一作目が完成し、多賀ふるさと楽市に出店させていただきました。お披露目として、試飲販売をおこない、実際に飲んでいただいた方々から感想やご意見をいただきました。大変感謝しています。事業はまだ始まったばかりですので、これからも多くの方々のご意見を参考にしながら、より良いものを作っていきたいと思います。
◆山口壮太隊員
皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊の山口壮太(やまぐちそうた)です。10月5日、6日は滋賀県立大学の近江環人地域再生学座を受講されている方々と一緒に岡山県西粟倉村の視察にアシスタントとして同行していきました。
その中でも私たちがおこなっている取り組みに近しい、子どもの居場所づくりをおこなっておられる一般社団法人Nestさんの取り組みが特に印象に残っています。Nestさんでは、子どもたちの興味関心を引き出し、自分の手を動かしながら社会とのつながりをもつことを重要視された取り組み「あわくらみらいアカデミー」など、地域の子どもたちにとって学びの場となるようなさまざまな取り組みを実施されていました。また、Nestさんの拠点は、「子ども第3の居場所Pocket」の活動場所にもなっていて、週3日子どもたちが放課後に遊びに来て、子ども食堂としてご飯も食べられる活動をされていました。学校帰りに子ども達が遊びに来ることができる居場所があることはとても良いことだと思いましたし、多賀町でも、放課後に子どもたちが気軽に遊べるような場所をさらに充実させていくことができたらいいなと思いました。
◆竹廣直久隊員
皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊の竹廣直久(たけひろなおひさ)です。
今月は多賀町防災訓練に参加してまいりました。会場の大滝小学校では、心肺蘇生法、炊き出し、土嚢の作り方、災害ボランティア体験などさまざまな体験をすることができました。
日本は災害の多い国です。米原市の伊吹地区で立て続けに起こった土砂災害は記憶に新しいかと思います。死傷者こそ出ていないものの、2度にわたって土砂が流入した家屋もあったそうです。
この土砂崩れの原因の1つとして、シカの食害が影響しているという説があります。シカが高山植物を食べつくしてしまい、山の保水力が低下したことが関係しているとのことです。専門家の話では、伊吹山のように山肌が荒地の状態になってしまうと、失われた草木を再生することは難しく、費用と時間がとてもかかるそうです。
こういった背景を受け、国はニホンジカなどの野生鳥獣には「保護から管理へ」と方針を打ち出しているそうです。
二ホンジカの問題に限らず、山林の生態系は複雑で一度崩れてしまうと再生が難しいものばかりです。問題が深刻化する前に、日々の山林の手入れすることがとても大切と言えます。
今回の防災訓練を通じて、多賀森林循環事業協同組としてどうすればより山林を良い形にしていけるかを考える良い機会となりました。
地域おこし協力隊として、今後も、多賀の山にしっかり関わっていきたいと思います。
→企画課
【有】2-2018【電話】0749-48-8122【FAX】0749-48-0157
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