◆皆さんは「エンディングノート」という言葉を聞いたことはありますか?
「エンディングノート」とは、人生の最期を迎えるための準備として、自分の老後や亡くなったときに備えて、介護や相続のことなど家族に伝えておきたいことや自分の希望を書き留めておくものです。また、人生を振り返っての思い出などを書き記しておくのもよいでしょう。
◆どんなことを書くの?
▽基本情報
・生年月日や血液型
・家系図、友人・知人関係
・学歴や職歴等経験してきた事
・趣味や好きなこと
・信念など
家族が手続きをおこなう際に役立ちます!自身を振り返ることで今後すべきことが見えてくることも!
▽財産・資産について
・年金証書や健康保険証、介護保険証の保管場所
・預貯金、自宅にある現金
・不動産
・骨董品などのコレクション
大切な物の保管場所は家族も意外と知らないもの。保管場所を記入しておくと、家族も対応しやすくなります!
▽医療・介護について
・延命処置等について
・アレルギーや持病
・服用中の薬
・介護の希望や費用捻出方法
自己判断できなくなった場合も望みを示せます!末期の状態になった時、決断を迫られる家族の助けにもなります!
▽葬儀・お墓について
・信仰する宗教
・葬儀の方法
・お墓について
・遺影に使う写真
葬儀の形態も変化しているので、希望があれば伝えておきましょう!
◆エンディングノートを書くのに「早すぎる」ということはありません!
事前に書いてまとめておくと、自分が経験してきたことや今後の希望を家族に伝えられるとともに、家族も迷うことなく安心してさまざまな選択をすることができ、家族の辛い気持ちも和らげることができます。エンディングノートを通じて、家族と将来について話し合う機会を設けてみてはいかがでしょうか。
エンディングノートを書くのに早すぎることはありません。何度でも書き直しながら自分だけのノートを作っておきましょう!
エンディングノートについてご相談がありましたら、いつでも多賀町地域包括支援センターまでお問い合わせください。
→多賀町地域包括支援センター
【有】2-2021【電話】0748-48-8115【FAX】0749-48-8143
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