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自治体の皆さまへ

町長任期初頭のごあいさつ

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滋賀県多賀町

多賀町長 久保久良

このたびの多賀町長選挙におきまして、引き続き町政を担わせていただくことになりました。5期目となりますが、これまで培ってきた多賀町の良いところをそのままに、そして今まで以上に着実に職務を全うしなければならないと、思いを強くしているところです。「自ら進んでコツコツといつも現場へ地域の中へ」の初心を忘れず、住民目線で町政を進めてまいります。
思い返せば16年前の町長就任の際には、町にとって人口減少・少子化に歯止めをかけることが最重要課題でありました。「子育て・教育熱心のまちづくり」を公約の大きな柱として掲げ、県下初の中学校までの医療費の無料化、中学校給食の実施、小・中学校のICT設備の整備や出生された方へのお食い初めセットの贈呈など、子育て・教育へのさらなる充実に向け、さまざまな取り組みを進めてまいりました。
また、きめ細やかな福祉のまちづくりとして、愛のりタクシーの運用、滝の宮スポーツ公園、グランドゴルフ場の開設など外出支援・交通不便地域の解消や、放課後児童クラブの開設、障害者グループホームの整備など、すべての人が住みよい多賀町を目指した取り組みを進め、この10年間で社会人口は増加傾向にあり、結果として表われていると感じております。
そして、今日、企業による宅地開発も進み、若い世代が多賀町に移り住んでいただけるようになり、多賀スマートインターチェンジをはじめとしたインフラ整備による災害に強いまちづくり、(仮称)結いの森公園の整備、久徳うぐいすこども園の設立や、地場産業の活性化と地産地消・農林業の第6次産業化推進による元気な地場産業づくりなど、10年後を見据え、多賀町のさらなる活性化を図っているところであります。
しかしながら、山間地域での人口減少・少子化は一段と進んでおり、大きな課題となっております。
その課題を解決すべく、地域主体で特定非営利活動法人おおたき里づくりネットワークを設立いたしました。居場所づくり事業をはじめ、移送サービス事業、地域内外の交流事業等、地域の皆さんとともに活性化に向けて協議・検討してまいりたいと考えております。
今後とも、皆さんのご支援・ご協力をよろしくお願い申しあげ、ごあいさつといたします。

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