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自治体の皆さまへ

住宅火災による死者ゼロへ

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滋賀県大津市 クリエイティブ・コモンズ

■市内で火災が多発しています!〜出火原因を知り、身近な防火対策から始めよう〜
今年に入り、3月末日時点で32件の火災が発生し、すでに3人が亡くなられています。火災を発生させない、被害を拡大させないためにまずは身近な所から防火対策を行い、大切な命、財産を守りましょう。
住宅火災に多く見られる出火原因の傾向と対策だよ!

◇火災件数と火災による死者数(市内)
※詳細は本紙にてご確認ください。

◆[調理中の消し忘れに注意!]出火原因1位 コンロ火災
天ぷら油をコンロで加熱すると、約5分で揚げ物に適した温度に達し、そのまま放置すると約10分で白煙が立ち始め、約20〜30分で発火します。
ちょっと電話に出るだけ、来客の対応をするだけと思っても、思いのほか時間がかかったり、うっかりそのままコンロのことを忘れてしまうこともあります。
・調理中は離れない!
・燃えやすいものを置かない!
・こまめに清掃する!

◆[吸殻の不始末に注意!]出火原因2位 たばこ火災
完全に消えていない吸殻をごみ箱に捨てて出火した事例や、灰皿にためた吸殻の中で完全に消えていない火がくすぶり出火した事例、寝たばこから出火した事例などがあります。
また、灰皿の代わりにペットボトル、カップ麺容器等を使用した事例もありますが、これらは絶対にやめましょう。
・吸殻は灰皿に入れる!
・吸殻は確実に消火する!
・吸殻はためず、こまめに捨てる!

◆[不適切な取り扱いに注意!]出火原因3位 電気火災
電気コードが家具などの下敷きになったり、折れ曲がったりすると配線の一部が切れることがあり、その状態で使用すると局部的に発熱し出火することがあります。また、テーブルタップに複数の電気機器を接続するいわゆる『たこ足配線』により配線に負荷がかかり発熱し出火した事例もあります。
・たこ足配線をしない!
・被覆が剥がれた電気コードは使用しない!
・取り扱い説明書は必ず読む!

■住宅用火災警報器はあなたの『命』を守ります
住宅用火災警報器は全ての住宅への設置が義務付けられています。未設置の方は必ず設置しましょう。また、すでに設置されてる方も定期的な点検を推奨します。
住宅用火災警報器の電池寿命は約10年です。電池の寿命が近づくと正常に作動しなかったり、火災を検知しなかったりする恐れがあります。

◇消防局では住宅用火災警報器の取り付け支援をしています
対象:警報器をお持ちで、取り付けの協力が得られない65歳以上または障害がある方のみの世帯

問合せ:消防局予防課
【電話】525-9902

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