病気やけがで命の危機にさらされたとき、医療やケアについて自分の希望を伝えたり決めたりできなくなってしまうことがあります。いざというときに、家族や医療従事者に自分の意見を尊重してもらえるように準備をしておきませんか。
■守山版エンディングノートは持っていますか
守山版エンディングノートは、在宅医療・介護連携サポートセンターの窓口や、地区会館など公共施設に配置しています。
▽守山版エンディングノートの内容
・1冊目(橙(だいだい)色)「これからの私」
過去の自分を振り返り、これからの人生について整理するノート
・2冊目(水色)「もしものときのために備えたい」
自分の望む医療や介護などに対する自分の思いを整理するノート
・3冊目(桃色)「大切な人に伝えたい」
家族や大切な人へ、感謝の気持ちや伝えておきたいことを記すノート
エンディングノートの認知度は80%以上(エンディングノートを「知っている」、「名前は聞いたことがある」の合計)ですが、「実際に書いたことがある」と答えた人は16%でした。
あなたが家族や大切な人に伝えたいことを書き記してください。
▽エンディングノートを知っていますか
▽エンディングノートを書いたことはありますか
■在宅療養・看取りに関する意識調査の結果
在宅療養・看取りに関する意識や自宅で療養する上での課題などを把握し、在宅医療・介護サービスの提供体制の整備や必要な施策の検討を行うことを目的として、市民1,600人を対象に、意識調査を実施しました。
調査へのご協力、ありがとうございました。
実施時期:令和4年10月
回答者数(有効回答者数):674人
回答率(有効回答率):42.1%
意識調査の結果、医療や介護が必要になったとき「自宅で療養したい」と考えている人は6割以上でした。一方で「人生の最期をどこで迎えたいか」は「自宅」が35%、「自宅以外」が34 %でした。
▽医療や介護が必要になったときの過ごし方について
▽人生の最期をどこで迎えたいですか
■ACP(人生会議)を知っていますか
ACP(人生会議)とは、万が一のときに備えて、自分が大切にしていることや、どのような医療やケアを望んでいるかについて、家族や大切な人と話し合い、共有することです。
「ACPを知っている」と答えた人は6%にとどまりました。
「人生の最期」「これからどんな人生を歩みたいか」などを家族や大切な人と話し合い、共有することが大切です。
そして、自分の考えや話し合ったことを「エンディングノート」に記しておきましょう。
▽ACPを知っていますか
■在宅医療やACP(人生会議)について知ってもらうための取り組み
▽展示コーナーを見にきてね
エンディングノートや「みとり川柳」など、在宅療養や在宅看取りについての展示を実施します。
キャラクター「みとりちゃん」グッズなど、多数の啓発グッズも準備しています。
日時:10月30日(月)~11月9日(木)
場所:市立図書館 ギャラリー
▽展示期間中の講座に参加してね
これからの人生を考えるきっかけとなるよう、カードゲームを使った講座を開催します。エンディングノートの書き方についても学んでいただけます。
日時:11月7日(火)午後2時~3時30分
場所:市立図書館 多目的室
申込み:10月20日(金)までに上記へ申し込み。
問合せ:在宅医療・介護連携サポートセンター
【電話・有線電話】581-0340
【FAX】581-0203
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