*小さな活動が種となって、大きく育つ「守山」をイメージしてタイトルをつくりました。
■世界の舞台で心に響く演奏がしたい
◇立命館守山高等学校の吹奏楽部 米シカゴでの海外演奏に初挑戦
立命館守山高等学校の吹奏楽部が、12月にアメリカシカゴで開催される音楽教育カンファレンス「ミッドウエスト・クリニック」に、関西圏の高等学校として初めて招待されました。40ヵ国以上の国々から参加者が集まる、世界最大級の音楽イベントです。
吹奏楽部の創立以来、初めての海外演奏を目指すにあたり「やるなら世界で一番大きく歴史のある大会にチャレンジしよう」ということになり、約1年前から準備が始まりました。
11月に開催された市の「吹奏楽フェスタ」など、地域での演奏会や国内コンクールに出演しながら、運営リーダーを中心に、力を合わせて推薦人への依頼や英文での申請手続き、プログラム構成など準備をしてきました。渡航費用もできる限り自分たちの力で用意しようと、クラウドファンディングで広く協力を呼びかけることにしました。
文化の違う人たちの反応や、覚える楽曲の多さ、勉強との両立など、多くの不安も抱えながら渡米の日が迫る一方、部員たちの練習は日に日に熱を帯びています。 運営リーダーたちは「シカゴでこれまでの自分たちの音楽をしっかり表現したい」「大きな挑戦だけど、ほかの国の人たちに私たちの音楽を届けたい」などと、意気込みを語っていました。
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