WBCで活躍する大谷(おおたに)選手に感化された息子が野球を習い始めた。「好きなこと、夢中になれることを見つけてほしい」初めてやりたいことを見つけたことがうれしかった。でも、というかやはり、半年もたたないうちに辞めたいと言い出した。「自分から言い出したのだから、1年生の間は続けなさい」と、渋る息子を通わせている
父親と野球の練習をした翌日、そんな息子の手の皮がめくれていた。まさか手に豆ができるほど…感動の準備をしながら息子に問うと「鉛筆いっぱい削ってん」と自慢げに答えた
学校の筆箱からは折られた芯が20個以上でてきた。捨てようとする私に「あかん!これは宝物!」と必死に守っていた。息子が夢中になれることは、授業中に鉛筆を削ること!?将来は野球選手なんて、夢は見てはいないが、とりあえず鉛筆削りは隠させてもらった。(母)
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