令和5年度6月補正予算の概要と主な事業(1)

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令和5年度当初予算は、予算編成時期に市長選挙が実施されたことから、扶助費や公債費といった義務的経費、また、政策的な経費の中でも当初から実施する必要がある事業などを中心に予算化しました。
6月補正予算は、市長が掲げる政策(4本柱)と物価高騰対策を中心に予算化しました。

■4本柱
子育てするなら守山!
住むなら守山!
働くなら守山!
市民が主役の守山!

■柱1　子育てするなら守山!

◆[新規]乳児保育園・小規模保育所の整備　1,124万円
待機児童対策として、令和6年4月の開所を目指し、公設民営の乳児保育園(定員55人)、民設民営の小規模保育所(定員19人)を、新たに整備します。
・こども政策課

◆[新規]保育士確保インセンティブ交付金　320万円
民間園に対しさらなる保育士の確保を支援するため、保育士の採用実績数に応じインセンティブ(成果報酬)を交付します。また、人材紹介会社経由で採用に至った場合に発生する紹介手数料も補助します。
交付単価：常勤保育士の採用1人につき20万円(3人目以降30万円)
紹介手数料補助：採用時の紹介手数料の1/2(上限50万円)
・保育幼稚園課

◆[拡充]未就園児事業の充実　58万円
対象年齢の拡充、開催回数の増による子育て支援の充実を図るとともに、幼稚園の魅力を伝える機会を増やします。
・保育幼稚園課

◆[新規]民設放課後児童クラブ施設整備補助金　810万円
物部小学校区・河西小学校区に、新たな児童クラブの設置と運営を事業者に委託(民設民営)し、施設整備費などを補助します。
・こども政策課

◆[新規]子育て世帯訪問支援事業　66万円
家事・育児などに不安や負担を抱える子育て家庭、妊産婦、ヤングケアラーなどがいる家庭に対し、訪問支援員が訪問し、相談や家事援助を行うことで、家庭の課題を解消し、児童を取り巻く環境の改善を図ります。
・こども家庭相談課、子育て応援室

◆[新規]産婦健康診査の費用助成　812万円
産後間もない時期の産婦の健康診査費用を助成し、健康保持・産後うつの予防などを図ります。
助成額：1健診当たり上限5,000円×2回
・母子保健課

◆[新規]低所得の妊婦に対する初回産科受診料支援事業　10万円
低所得の妊婦の経済的負担軽減を図るとともに、対象妊婦の状況を継続的に把握し、必要な支援につなげるため、初回の産科受診料の費用を助成します。
対象：住民税非課税世帯または、同等の所得水準である妊婦など
・母子保健課

◆[新規]親子のそだちの広場事業　29万円
安心して子育てができるよう、すこやかセンターや市内幼稚園で、遊びながら気軽に相談できる場を設けます。
・母子保健課

■柱2　住むなら守山!

◆[新規]実践的な防災訓練の実施　500万円
地震を想定した訓練に加え、浸水被害を想定した水難救助訓練(机上および実技)を実施するほか、水難救助資機材(救命ボートなど)を整備します。
・危機管理課

◆[継続]自主防災組織の育成　190万円
地域の安全・安心のため、自主防災組織(自治会)が行う防災資機材(可搬式小型消防ポンプなど)の更新整備費を補助します。
・危機管理課

◆[継続]消防団員の処遇改善　477万円
防災体制の中核的役割を担う消防団員の活動服(夏服)を更新し、消防団員の処遇改善を進めます。
・危機管理課

◆[新規)帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチン接種費用助成事業　618万円
帯状疱疹の発症予防、高齢者の健康や生活の質の維持向上のため、65歳以上の人の帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を助成します。
・すこやか生活課

◆[新規]50歳の歯科健診無料化　100万円
歯周病をはじめとする口の中の疾患の予防、早期発見・早期治療のため、50歳の歯科健診料(自己負担金1,000円)を無料化します。
・すこやか生活課