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折り鶴に 平和への 願いを…

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滋賀県守山市

■SADAKOの鶴にこめた祈りを包むふくさ
広島サミット要人らに贈られ世界へ飛ぶ
古高町の(株)清原が製造している「ジュエリーふくさ」が、「原爆の子の像」(広島市平和記念公園)のモデルとなった佐々木禎子(ささきさだこ)さんが残した折り鶴のレプリカ「SADAKO」を包んで、G7広島サミットに出席した各国首脳に贈られ、平和への祈りとともに世界へ飛んでいきました。
同社の清原(きよはら)みどりさんによれば、事後になってG7に使われたと知ったそうです。ふくさの持つ日本らしさや品格に加えて「大事なものも、心も包みましょう」というコンセプトが、発注者の描くテーマに合っていたのではないかといいます。
清原さんは「世界の情勢が不安定な中ですが、G7の後、ジュエリーふくさは『SADAKO』と平和への願いを乗せて、これからも国内外へ飛ぶことが決まりました。とてもうれしく思います」と話していました。

■1人ひとりが平和の願いをこめた折り鶴
8月6日(日)平和を誓うつどいで献鶴(けんかく)へ
毎年8月6日の広島原爆の日に市民運動公園で開催する「平和を誓うつどい」で、市内の小中学生が祈り鶴を献鶴しています。
市立守山中学校では、今年も生徒会が中心となって全校生徒(715人)に「平和への願いをこめて折り鶴を作ってください。皆さんを代表して生徒会が献鶴してきます」と呼びかけ、ホームルームなどの時間を使って1人1羽の鶴を折ります。
全校生徒と生徒会執行部の力で千羽の鶴を夏休みまでに折り上げ、糸に通して千羽の鶴を完成させます。
小西悠太(こにしゆうた)生徒会長は「原爆でたくさんの人が犠牲になりました。そのことを風化させないために、そして今の私たちの平和がずっと続くよう、心をこめて千羽鶴を作りたいと思います」と話していました。
※「小西」の「西」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

問合せ:人権政策課
【電話・有線電話】582-1116
【FAX】582-0539

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