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Imagine まちの未来

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滋賀県守山市

〜生まれ変わるJR守山駅東口、一体どうなる〜

JR守山駅(以下、守山駅)周辺は、本市の玄関口として、多様な都市機能の集積や文化・交流・にぎわいの核となる中心拠点の形成が求められています。
そうした中、守山駅東口において、令和8年5月に予定されている株式会社村田製作所の研究開発拠点施設「守山イノベーションセンター」の竣工により、守山駅東口周辺が大きく変化する見込みです。市では、この動きを契機として、守山駅東口の低未利用地を活用した新たな都市機能の集積や東口ロータリーの再編などを実施し、守山駅東口の再整備を図ることを検討しています。
今年度末の策定に向けて取り組んでいる「守山駅東口再整備基本計画」の内容を含め、現在検討中の守山駅東口再整備に関する情報を複数回に分けて、定期的に掲載しています。

第3回:コンセプトおよびビジョン
・連載内容(予定を含む)
守山駅東口再整備に関する定期連載の内容は、以下のとおりです。

これまでに整理した守山駅東口の現状と課題を踏まえる中、目指すべきまちの将来の実現に向けて、まちづくりのコンセプトとビジョンを以下のとおりに検討しています。

◆守山駅東口の現状
・落ち着いた雰囲気があり、静かで暮らしやすい。
・長時間滞在したり、くつろいでいる人はあまり見られない。
・西口に比べて一般車での利用がしやすく、駅前広場(ロータリー)までの通行や送迎がしやすい。

◆守山駅東口が抱える課題
・西口との連携をふまえた魅力やにぎわいの向上に寄与する都市機能の導入
・交通利便性の向上に向けた駅前広場(ロータリー)の再整備
・東西の移動における利便性・快適性の向上

【コンセプト】人が集まりつながる 憩いとにぎわいのあるまち
◆ビジョン(まちづくりの方向性)
▽落ち着きとにぎわいが共存するまちづくり
東口の魅力である落ち着いた雰囲気を活いかしながら、市民や駅利用者、周辺で働く人、市外から訪れた人などが、ゆったりとくつろいだり、待ち時間を快適に過ごせる空間と、地域の活性化につながるにぎわいが共存するまちを目指します。

▽働く場・働く人を応援するまちづくり
新たな働く場として、令和8年度に予定される株式会社村田製作所の研究開発拠点施設「守山イノベーションセンター」と相乗効果が生まれる企業の誘致や、子育て支援やWell-being※を実現する環境づくりなどにより、働く人を応援できる魅力的なまちを目指します。

▽子どもから大人まで 多世代が集まりつながるまちづくり
子どもや子育てにやさしいまちづくりを進める中で、子どもから大人まで多世代が気兼ねなく交流できる場を創出し、市民や地域のつながりが深まるまちを目指すとともに、西口からも行ってみたいと思えるまちを目指します。

▽安全で利用しやすい交通環境の実現によるまちづくり
歩行者、自転車のアクセス動線や、バス、タクシーなどの公共交通、一般車の交通動線を整理することで、誰もが利用しやすく、安全で快適な駅前広場を目指します。

▽快適な東西移動とアクセス性が高いまちづくり
歩行者などの線路をまたぐ移動の利便性を向上させることにより、駅周辺における東西の人の動きや交流が盛んになるまちを目指します。また、東口においても、それぞれのエリアごとの移動や駅までのアクセスが便利なまちを目指します。

※Well-being(ウェルビーイング)は、一人ひとりや社会にとって良い状態のことで、生活の質、心の豊かさといった視点や幸福度の指標としても使われています。

問合せ:都市計画・交通政策課
【電話・有線電話】582-1132【FAX】582-6947

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