■誰も自殺に追い込まれることのない守山市をめざしています
最近、こころが疲れていると感じることはありませんか。ストレスは身近なもので、つらいこと、悲しいことだけでなく、昇進や結婚などの喜ばしいこともきっかけになります。
人はストレスを受けると、心身はいったんショックを受けますが、抵抗力を高めて対応します。しかしその状態が長引くと、次第に抵抗力は失われて状態は悪化し、心身に不調が現れます。
◆心・体・行動からの不調サイン(例)
心身が発するサインは人によってさまざまです。いつもと違うなと感じたら、早めに対処しましょう。
▽心
不安、イライラ、集中力の低下、気分の落ち込みなど
▽体
頭痛、肩こり、動悸、目まい、息切れ、倦怠(けんたい)感、食欲不振、下痢、不眠など
▽行動
食事・生活リズムの変化、お酒・たばこなどの量が増える、ギャンブルなどへの依存、出勤困難など
◆自分でできること
心身の不調サインを早めにキャッチし、ストレスのケアを行いましょう。
・好きなことを楽しむ
・身近な人に話してみる
・お風呂などでリラックスする
・専門家に相談する など
◆身近な人、大切な人のゲートキーパーになろう
ゲートキーパーとは、悩んでいる人を、命を断つ道へ向かわせないようにする「いのちの門番」のことです。大切な人の命を守るため、下記のことを覚えておきましょう。
◆ゲートキーパーの役割
気づく:眠れない、食欲がない、口数が少なくなったなど、「いつもと違う」と気づいたら要注意です。
声をかける:悩んでいる人に気づいたら、勇気を出して声をかけてみましょう。
傾聴する:話しやすい環境で、本人の気持ちを尊重してゆっくり話を聞きましょう。
つなぐ:早めに専門家へ相談するよう促しましょう。
見守る:一人で孤立させないよう、温かく寄り添いながら、見守りましょう。
◆困ったときは、一人で悩まず下記へ相談してください
▽電話相談窓口
・こころの電話(年末年始を除く午前10時~正午、午後1時~9時)【電話】567-5560
・滋賀いのちの電話(金~月曜日の午前10時~午後8時30分)【電話】553-7387
問合せ:すこやか生活課
【電話・有線電話】581-0201
【FAX】582-1138
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