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特集 未来の守山を考える(1)

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滋賀県守山市

■ピックアップ 人とまちを健やかにするスポーツの力
日本最大のスポーツの祭典「国民体育大会」は、令和6年の佐賀大会から「国民スポーツ大会」に名称が変わります。
『体育』と『スポーツ』の違いはなんでしょう。「スポーツは、世界共通の人類の文化である」とスポーツ基本法の前文にあります。心身を鍛えるだけでなく、心と体を豊かに健やかにしてくれる文化という意味をもっています。
令和7年の「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」では、湖国を舞台に躍動するアスリートだけでなく、応援する人や支える人、来訪者を迎える人など、すべての人が楽しみ、スポーツという文化が広く浸透するきっかけとなる実り多い大会を期待されています。

◆スポーツ振興課 主事 椎野(しいの)しおりさん
▽体育からスポーツへ 誰もが親しめる大会に
滋賀県を舞台に開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」(令和7年:第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会)では、本市も複数競技の試合会場となります。
昭和56年に県内で初めて行われた「びわこ国体」の思い出がある人も多いかもしれません。市内にあるスポーツ施設も、その時に建てられたものがたくさんあります。
国民体育大会といえば、多くのアスリートが目標とするスポーツの祭典です。国際大会への参加も増えた今は、健康や活力の源として楽しむスポーツ文化を醸成する機会にもなっています。
スポーツ振興課にはスポーツマンもいますが、観(み)る専門の仲間もいますし、私自身も社会人になってスポーツから離れてしまいました。そうしたメンバーが創り上げようとしている国スポ・障スポは、活躍する多くのアスリートを支えて、男女総合成績第1位の天皇杯と女子総合成績第1位の皇后杯に近づくこと、アスリート以外の多くの人が「する」「観る」「支える」など、何かの形でスポーツに親しめる大会にすることを目指しています。
もちろん、大会に参加する全国の選手たちの心に残るおもてなしをして「滋賀・守山は良いところ、また行きたい」と感じてもらうことも大切です。

▽多くの人の思いがアスリートを支える
仕事を通して、市内にも国スポを目標に切磋琢磨するアスリートがたくさんいることを知りました。指導者や家族など表舞台に出てこない、彼らを支える人たちの姿、身近なトップアスリートに憧れて努力を重ねる子どもたちの姿に誇りを感じています。

▽国スポ・障スポ成功の先に元気なまちの未来がある
国スポ・障スポを成功させることは、その先にある未来のまちを創造していく原動力になると思います。健康のためのウォーキングでも、趣味として楽しむ競技や観戦でも、スポーツには、人とまちを健やかにする大きな力があります。
本市は市民運動公園や野洲川歴史公園サッカー場「ビッグレイク」などのスポーツ施設があり、何より自然が豊かでゆったりと運動を楽しめる場所がたくさんあります。私たちの目標は、スポーツを楽しむ市民が増えて健やかになり、笑顔になり、まちが元気であり続けることです。

・成人各世代の週1回以上のスポーツ(30分以上)実施率

出典:守山市スポーツ推進計画

◆守山会場の種目
▽国スポ正式競技
・サッカー(少年男子) 野洲川歴史公園サッカー場(ビッグレイク)
・バレーボール6人制(少年女子) 市民体育館
・軟式野球(成年男子) 市民球場
・ソフトボール(少年女子) 市民球場、市民運動公園ソフトボール場

▽国スポ公開競技
・エアロビック 市民体育館

▽国スポデモンストレーションスポーツ
・還暦軟式野球 市民球場、市民運動公園スポーツ広場
・ミックス(男女混合)バレーボール 市民体育館

▽障スポ正式競技
・サッカー(知) 野洲川歴史公園サッカー場(ビッグレイク)

▽障スポオープン競技
・ゴールボール 市民体育館

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