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自治体の皆さまへ

特集 未来の守山を考える(2)

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滋賀県守山市

◆昭和56年びわこ国体で皇室訪問を受けて 
欲賀花き園芸組合 國枝 啓司(くにえだけいじ)さん

▽バラの香りと花束でおもてなし
欲賀花き園芸組合を代表して、父と兄と経営していたバラ園で皇太子ご夫妻(現上皇ご夫妻)を迎え、バラ農園をご案内しました。わが子が生まれた年のことです。すごく緊張して、でも妃殿下の優しい口調で少しほぐれたのを覚えています。娯楽もまだ少ない時代で、国体の盛り上がりもすごかったけれど、皇室のご訪問のことは今も鮮明に覚えています。
市内の競技に加えて、学生時代に打ち込んでいた卓球も観戦したいです。でも、やっぱり全国から来る人たちをバラの香りで歓迎したいという思いもありますね。

◆市内の競技会場に盛り上がり 
守山南中学校 女子ソフトボール部

▽もしかしたら…ワクワクするね
ソフトボールは観るのもするのも楽しいスポーツです。私たちは、普段は個人練習が多いけれど、元気があって、ピンチの時や接戦の時に団結して力を発揮するチームです。
国スポ出場は狭き門ですが、令和7年の国スポでは開催県として出場枠があります。守山が試合会場だし、滋賀選抜に選ばれた仲間もいるので、もしかしたら…と、考えるとワクワクします。

◆市民も選手も楽しめる会場に
守山市観光物産協会 水野茂樹(みずのしげき)さん

▽オール守山のおもてなしを
昭和56年の国体の時、滋賀県中で「♬ハロー びわこ国体」のキャッチがあふれていたのを覚えています。当時高校生で、ボランティアにも参加しました。
国体から国スポへの大きな変化は、選手も観戦する人も迎える市民も楽しめる一大スポーツイベントになったこと。市内の数々のお店や特産品と、オール守山のお出迎えで、私たち観光物産協会は、参加するすべての人に「また、守山に来たい」と思ってもらえるように、おもてなしの準備を進めます。

◆障害者スポーツへの理解深めて 
ユニスポもりやま 安井裕子(やすいひろこ)さん

▽パラスポーツの魅力を観戦して
障害のある私の息子は、障スポ正式競技「ボッチャ」の大会候補選手になり、本戦出場を目指しています。知的と身体に重複障害のある息子がボッチャを知ったのは養護学校高等部の頃です。スポーツの楽しさに出会えないと思っていた息子が、喜んで練習しています。
ゴールボールやボッチャは、サッカーなど元になる一般競技がないので、知らない人には想像しにくいかもしれません。「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」では、障害者スポーツへの理解を深めると同時に、スポーツに打ち込む障害のある人の、はつらつとした姿を多くの人に観戦してほしいと思います。

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