■ピックアップ 夢も憧れも、目標もここにある
女子サッカー 山下 美結(やましやみゆう)さん、高田 七海(たかだななみ)さん、大谷 未央(おおたにみお)監督
「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」でサッカー少年女子県代表入りを目指している、明富中学校2年生の山下美結さんと高田七海さんは、ともにレイラック滋賀FCレディースU-15の中心選手として活躍しています。
▽週5日の練習を共に過ごす 個性の違うチームメイト
山下さんと高田さんは同じ中学校でもクラスは違うし、性格もプレースタイルも違いますが、週5日のクラブで一緒に練習をして、試合ではチームメイトとして力を合わせます。もしかしたら、ライバルになることもあるかもしれません。
2人は小学生の時にサッカーを始め、中学生になって体験会に参加してクラブに入りました。体験会に行くまで「クラブで通用するかな」と不安で少し怖かった、と当時を振り返ります。
▽国スポでは県代表選手に 実力も気力も出し切る
山下さんと高田さんは、ともに県強化選手です。チームとしては関西大会ベスト4に進む目標を、そして個人としては、湖国で開かれる国スポの県代表選手になる目標をもっています。「サッカーはすでに生活の一部になっていて、やっていない自分は考えられない。目標達成に向けて、今までの実力も気力も出し切って勝ちにこだわりたい」と力強く話り、2人は雪のちらつく中、チームメイトと練習に向かいました。
▽憧れより目標になりたい ピッチで輝く選手であれ
2人を指導している、レイラック滋賀FCレディース監督の大谷未央さんは、女子サッカーリーグで4度の得点王に輝き、日本代表選手(なでしこジャパン)として活躍していた元プロ選手です。
大谷さんが目指しているのは、選手たちの憧れになることではなく「この人を超えるぞ」と思ってもらうことだそうです。
サッカーは激しいスポーツなので、けがをすることも、思うようなプレーができないこともあります。それでも2人には強い気持ちがあるから目標に向かっていける。だから、選手に一番大切な事は、「ピッチに立った時にイキイキ輝いているかどうか」だと話していました。
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