令和6年度は、「つながりで切り拓く『守山の新時代』!」を基本方針に掲げ、第5次総合計画に掲げる50年先の『豊かな田園都市の実現』に向けて、待機児童や不登校などの喫緊の課題への対応に加え、子育て環境と子育て支援の充実など、「安心して子育てができる環境と支援体制の整備」に重点的に取り組むほか、守山の将来像や方向性を描く長期ビジョンの策定と合わせて、「JR守山駅周辺」、「市民交流ゾーン」、「湖岸エリア」と、エリアごとのあり方の議論や具体的検討など、「守山の将来のまちづくりに向けた検討」を進めます。
■組織機構の見直し
●こども家庭センターの設置
「こども家庭部」に、相談支援に係る業務を行うため、新たに「こども家庭センター」を設置します。これまでの母子保健課や子育て応援室の機能に加え、新たに、妊娠届からの妊産婦支援や、支援を要する子ども・妊産婦などへのサポートプランの作成など、すべての妊産婦、子育て世帯、子どもへ一体的に相談支援を行う体制を整えます。
●教育支援センターの設置
これまで「教育研究所」が担っていた業務のうち、教育支援および教育相談に係る業務を分離し、不登校児童生徒とその保護者を支援する基幹センターとして、新たに「教育支援センター」を設置します。これにより、教育支援および教育相談機能を強化します。
また、学校内においてはモデル校に、「校内教育支援センター(SSR)」を設置します。
●待機児童対策、子育て環境の充実のための体制強化
待機児童対策として、小規模保育所や保育園の整備、子育て環境の充実のための子育て支援拠点施設の整備、児童クラブの整備、園の安全対策の徹底などのハード整備を強力に進めるため、「こども政策課」に「こども施設係」を新設し、子育て環境の充実を図ります。
●企業の誘致・連携体制の強化
地方創生推進事業(起業創業支援や湖岸振興など)や企業誘致を推進するとともに、長期ビジョンと連動したJR守山駅東口・西口の一体的活性化、市民交流ゾーンの活用、湖岸のポテンシャルを活いかした活性化などを、民間企業との連携のもと全庁一体的に進めます。
また、「企業立地推進課」に、民間企業との連携を進めていくためのワンストップ窓口として「企業連携室」を新設し、起業家ならびに誘致企業および既存市内企業との連携を強化し、地域経済のさらなる活性化を図ります。
●「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」に向けた体制強化
令和6年度のリハーサル大会および令和7年度の「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」に向け、「スポーツ振興課」に「国スポ・障スポ総務係」と「国スポ・障スポ競技式典係」を新設し、準備検討から本番まで円滑に実施できるよう体制を整えます。
■令和6年度 守山市組織機構概要図〔令和6年4月1日現在〕
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:人事課
【電話・有線電話】582-1117
【FAX】582-0539
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