夏本番はもちろんのこと、まだ暑さに体が慣れていない今の時期から熱中症や食中毒に気をつけましょう。子どもや高齢者は、特に注意が必要です。また、障害のある人も、自ら症状を訴えられない場合があるため、配慮しましょう。
◆熱中症のこんな症状は要注意
◆熱中症になった人を見掛けたら
意識があり、汗をかいていて、体温がそれほど高くないときは、涼しい場所で衣服を緩め、体を冷やしてください。
また、経口補水液やスポーツドリンクなどの塩分を含んだ飲み物を飲ませてください。
意識がもうろうとしていたり、呼びかけに反応がない場合などは、すぐに救急車を呼び、医療機関で治療を受けてもらうようにしましょう。
参考:厚生労働省ホームページ、環境省ホームページ
◆熱中症予防のポイント
1 暑さを避ける、身を守る
室内での過ごし方
・扇風機やエアコンで温度を調節しましょう
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用しましょう
・室温をこまめに確認しましょう
屋外での過ごし方
・日傘や帽子を着用しましょう
・日陰でこまめな休憩を取りましょう
・天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控えましょう
からだの蓄熱を避けるために
・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用しましょう
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やしましょう
2 こまめに水分を補給する
室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう。
◆食中毒予防のための三原則
▽その1 菌をつけない
調理前は必ず手を洗いましょう。また、生肉や魚についている細菌が、生野菜などへ付着しないように注意しましょう。
▽その2 菌を増やさない
肉や魚などの生鮮食品、惣菜(そうざい)などは、購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
▽その3 菌をやっつける
食品は表面だけでなく中心まで十分に加熱しましょう。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。
▽例年、県内で腸管出血性大腸菌(O-157など)による食中毒が発生しています
・食肉を生で食べることは避けましょう
・焼肉など調理しながら食べる場合は、生肉を扱う箸と食べる箸を別々にしましょう
・排せつのお世話などで、感染者の便やおう吐物に触れた場合は、石けんと流水で手を十分に洗い、消毒しましょう
・おむつ交換時の手洗い、幼児・児童に対する食前の手洗い指導の徹底、簡易プールの衛生に十分注意しましょう
食中毒の疑い(下痢、おう吐、腹痛などの症状)があるときは、すぐに医療機関を受診しましょう。
問合せ:
・すこやか生活課【電話・有線電話】581-0201【FAX】582-1138
・草津保健所(食中毒について)【電話】562-3526【FAX】562-3533
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