食事は、生きていくうえで欠かすことができません。毎日を元気で健康に過ごすためには、「食」に関する知識や「食」を選択する力が必要不可欠です。これらの知識や力を身に付け、日々の生活の中で実践できる力を育む取り組みを「食育」といいます。
◆本市の現状
日本人の食塩摂取量は男性10.9g、女性9.3gで、目標量の男性7.5g、女性6.5gよりも多い状況です(厚生労働省令和元年度「国民健康・栄養調査」より)。
本市が令和4年8月に実施した「第2次健康もりやま21に関する市民アンケート調査」では、平成26年度よりうす味や減塩の心がけをしている人が減少しています。目標量を達成できるように減塩を心がけましょう。
◆高血圧の危険性
食事で塩分をとりすぎると高血圧になり、その状態が続くと心臓や血管に負担がかかり動脈の弾力性が低下するなど、動脈硬化が進行します。動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞など命に危険が及ぶ可能性があります。
◆塩分を減らすための工夫
・塩分の多い各種調味料やインスタント食品、食肉加工品、練り物、漬物、干物などの量を控える。
・みそ汁などの汁物は1日1杯までにし、めん類は汁を残す。
・うま味や酸味、香り(香味野菜)、辛味(スパイス)などを活用して、塩分の使用量を減らす。
・うす味でも食材そのもののおいしさを楽しむことができる、旬の食材を選ぶ。
◆うす味や減塩の心がけ(単数回答)
問合せ:すこやか生活課
【電話・有線電話】581-0201
【FAX】582-1138
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