~生まれ変わるJR守山駅東口、一体どうなる~
JR守山駅(以下、守山駅)周辺は、本市の玄関口として、多様な都市機能の集積や文化・交流・にぎわいの核となる中心拠点の形成が求められています。
そうした中、守山駅東口において、令和8年5月に予定されている株式会社村田製作所の研究開発拠点施設「守山イノベーションセンター」の竣工により、守山駅東口周辺が大きく変化する見込みです。市では、この動きを契機として、守山駅東口の低未利用地を活用した新たな都市機能の集積や東口ロータリーの再編などを実施し、守山駅東口の再整備を図ることを検討しています。
今年度末の策定に向けて取り組んでいる「守山駅東口再整備基本計画」の内容を含め、現在検討中の守山駅東口再整備に関する情報を複数回に分けて、定期的に掲載します。
■第1回 JR守山駅東口の現状
▽今後の連載内容(予定)
守山駅東口再整備に関する定期連載の内容は、以下のとおりです。
◆守山駅東口の現状について
▽駐車場
駐車場は、守山駅に隣接して位置し、民間事業者が管理運営を行っています。守山駅までのアクセスや利便性の良さから、高い稼働率となっています。
▽守山駅周辺の東西移動
守山駅周辺の線路をまたぐ東西移動としては、駅の自由通路および地下道が整備されていますが、幅員が狭く、老朽化が進むなど、利便性・快適性の向上が求められています。
▽駐輪場
駐輪場は、ロータリーの南側に位置し、市が管理運営を行っています。整備から25年以上が経過し、施設は老朽化しているものの、高い利用率となっています。
▽緑地
緑地は、ロータリーの北東側に位置し、ベンチやパーゴラ、池、公衆トイレ、植栽があります。
ベンチなどでくつろいでいる人は多少見られますが、長時間滞在している人はあまり見られない状況となっています。
▽駅前広場(ロータリー)
駅前広場(ロータリー)は、一般車や身障者用、タクシー、バスなどの車両ごとに、乗降場や待機場、駐車場が整備されています。路線バスの発着は少なく、利用状況を踏まえると、ややゆとりのあるロータリーになっています。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆守山駅の利用状況
・守山駅の1日平均乗車人員は、県内で5番目に多くなっています。
・新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、令和2年度は約3,000人減少しているものの、令和3年度以降は再び増加傾向となっており、令和5年度は約16,900人まで回復しています。
問合せ:都市計画・交通政策課
【電話・有線電話】582-1132【FAX】582-6947
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