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自治体の皆さまへ

9月1日(日)は防災の日(2)

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滋賀県守山市

■守山市では、217人の消防団員が活動しています(8月31日時点)
まちを守る消防団

火災や災害発生時に出動し、皆さんの財産と安全を守る消防団。南海トラフ巨大地震の発生が懸念される中、地域に密着している消防団員は、普段は会社員や自営業など別の仕事をしながら、火災や災害の発生時には、現場にいち早く駆けつけ、消火活動や救助活動を行います。また、出動に備えた訓練や資機材点検、防火防災の啓発活動などをしています。
火災や災害が発生したとき、皆さんの命を救ってくれるのは消防団員かもしれません。
守山市消防団への応援をお願いします。
今回は、消防団員の思いや願いなどを聞きました。

◆団員1人ひとりが、地域で防災リーダーの気概
守山市消防団 石田和成(いしだかずなり)団長
「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神のもと、団員1人ひとりの気概と活動が認められ、守山市消防団は、新設された「消防団地域貢献表彰」(総務大臣表彰)の第一号として表彰されました(全国38消防団)。とても誇らしく、同時に身が引き締まる思いです。
私が消防団に入ったのは37年前です。辛い現場を見たこともあり、有事には少しでも被害を少なくしたいと思って今日までやってきました。しかし、消防団員といえど、1人では何もできません。
各分団の絆の深さ、家族の協力、地域の理解などがあって、初めて消防団は組織的活動の力を発揮できます。
地域で活動する消防団員たちは、地域の防災リーダーとして、地域住民の皆さまとともに「まち」を守っています。

◆守山分団 西村祐也(にしむらゆうや)さん(入団10年目)
普段の仕事をしていても、サイレンを聞くとビビッときます。
団員同士の仲が深まると士気も高まります。家族、学区、近い所から輪を広げてまちの防災力とチーム力を上げていけたらと思っています。

◆吉身分団 渡辺達也(わたなべたつや)さん(入団21年目)
ポンプ操法の選手なので毎朝の訓練は大変でしたが、有事の行動を体が覚えてくれたと思います。
市外から引っ越してきた私が、人前で話したり、地域の防火・防災リーダーとして活躍できるのはうれしいです。

◆小津分団 中江真澄(なかえますみ)さん(入団7年目)
消防団に入ったことで、年齢を超えて地域のつながりができました。
防災の第一歩は、自分の身を守ることから始まります。消防団の活動は、まず家族の協力がなければ活動できませんが、皆が笑顔でいられるように頑張ります。

◆玉津分団 石田展大(いしだのぶひろ)さん(入団1年目)
父も消防団員で、地域の防災訓練や祭りの警備などで活動する姿を見てきました。
実際に入団してみると、早朝の訓練など大変なこともありますが、先輩たちの温かい指導に応えられるようになりたいと思っています。

◆河西分団 大西翔太(おおにししょうた)さん(入団3年目)
ポンプ操法の訓練は、火災などの現場でどう動けばいいかの基礎を体で覚えるためのものです。自覚はないけれど、防火防災への意識は変わったように思います。
仲間意識が高く、チームワークも一番の分団だと思っています。

◆速野分団 竹端翔也(たけばたしょうや)さん(入団4年目)
消防団に入ってから、出動するたびに「ぼくがまちを守っている」という気持ちになります。地域やまちのことを考えられるようになりました。勤務先でも防災の取り組みなどで役立つし、何より自分のためになっていると実感してきています。

◆中洲分団 香川智文(かがわともふみ)さん(入団15年目)
仕事も年齢もバラバラなのに、活動が始まると一致団結してまとまっています。自分中心の考え方から、地域や仲間のことを考えるようになりました。
訓練も自分に対してカツが入る感じ。これからも自負を持ちながら活動します。

◆MSL分団 宇野(うの)さん、遠塚(とおつか)さん、杉江(すぎえ)さん
市内の園や施設で防火・防災啓発などの活動をしています。
人のつながりが広がって、普通のおばさんができないことができたり、行けない所に行けたり、人前でしゃべるのも苦手じゃなくなりました。

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