社会教育・文化振興課からお知らせ
吹奏楽のまちを目指す本市では、中学校・高校でも部活動として吹奏楽が活発で、ほかにも、市民ホールを拠点に大人のための「市民吹奏楽団」、中高生のための「ルシオールユースウインドオーケストラ」が活動しています。市民ホールは、吹奏楽を楽しむ市民の裾野を広げようと、令和7年4月にルシオールジュニアバンド(小学生の吹奏楽団)の設立を目指してきました。
■小学生から中高生、大人まで、世代を超えて吹奏楽を楽しめるまちにしたい
~ルシオールジュニアバンド設立に向けた、これまでの取り組み~
ジュニアバンド設立に向け、ユースの子どもたちが先生になって、小学生に吹奏楽の楽器を体験してもらうイベントを3月に開催したところ、大勢の児童が参加しました。
市民ホールの小森慎也(こもりしんや)さんと武藤千尋(むとうちひろ)さんは、確かな手ごたえを感じたといいます。
ジュニアバンドで子どもたちが使う楽器は、8月31日時点で約40台が寄せられました。しかし、まだクラリネットやサックス、ホルン、テューバが不足していて、吹奏楽の経験があり楽器を持っている市民だけでなく、吹奏楽をしていなくても知人や友人へ声をかけて協力してほしいと呼びかけているそうです。
◆ルシオール ジュニアバンド入団希望者へのご案内
対象:令和7年4月時点で小学5、6年生
申込み:11月15日(金)~12月28日(土)に市民ホールホームページまたは、右記申込フォームから申し込み。
入団説明会:令和7年1月
入団式:令和7年4月20日(日)
◆山形県の高校から守山の子どもたちへ
9台の楽器と一緒に吹奏楽の楽しさと情熱を引き継いで
統廃合で新しい高校となる山形県立米沢商業高校では、惜別をこめて制服生地で名刺入れを作ることになりました。取引先を通じて注文をうけた株式会社清原(古高町)の代表取締役社長の清原 大晶(きよはらひろあき)さんは、市民ホールが楽器を集めていることを思い出して、ダメもとで「統廃合するなら吹奏楽部の楽器を提供してくれるかも」と両者をつなぎました。
これが縁となり、市民ホールの小森さんと武藤さんが遠い山形県の米沢商業高校に出向いて楽器の状態を確かめ、廃棄されてしまう予定だった9台が本市に運ばれてきました。
問合せ:市民ホール
【電話・有線電話】583-2532
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