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消費生活センター情報 くらしのたより No.81

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滋賀県守山市

■もしもに備えるデジタル終活
「デジタル遺品」という言葉をご存じですか。
故人がインターネット上に保有していた写真のデータやサブスク契約をしていた場合のアカウント、ネット銀行の口座などを含めた「デジタル環境を通してしか実態がつかめない遺品」を指すといわれています。
今後、死亡時にデジタル遺品を残す人が増えると予想され、残された遺族が困らないようにするための「デジタル終活」の必要性が高まっています。
デジタル遺品に関する相談の中には、遺族が契約内容の確認や解約をしたくても、ID・パスワードの手がかりがないため手続きに困るというケースが多く見られます。トラブルに備えて、デジタル遺品の生前対策をしておきましょう。
中でも、セキュリティーを確保しながら、デジタル遺品を「見える化」することが対策のポイントです。万が一に備えて、インターネット上の契約は、サービス名・ID・パスワードなどをリスト化し、記録としてエンディングノートに残すなど、家族に伝える手段を講じておきましょう。作成したリストは、年に一回程度更新することで実用性の高い備えとなります。

問合せ:消費生活センター(生活支援相談課内)
【電話】582-1146【FAX】582-1138

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