3月は、自殺者が増加する傾向にあります。その多くは「追い込まれた末の死」だといわれています。国では3月を「自殺対策強化月間」と定め、さまざまな予防活動に取り組んでいます。
本市でも、「誰も自殺に追い込まれることのない守山市」の実現に取り組んでいます。
自殺を防ぐためには、孤独になったり、周囲から孤立したりしないことが、とても大切です。あなたの大切な人の命を守るため「ゲートキーパー」として、悩んでいる人の変化に気付き、あたたかい声をかけましょう。
ゲートキーパーとは、身近な人の変化に気付き、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげる人のことです。「いのちの門番」といえるでしょう。特別な資格は必要ありません。お互いに声をかけあうことで、不安や悩みを少しでも和らげていきましょう。
■ゲートキーパーの役割
(1)気づく
眠れない、食欲がない、口数が少なくなったなど、大切な人が「いつもと違う」と気づいたら要注意です。
(2)声をかける
悩んでいる人に気づいたら、勇気を出して声をかけてみましょう。
(3)傾聴
話しやすい環境で、責めたり、安易に励ましたり、否定したりせず、本人の気持ちを尊重してゆっくり話を聞きましょう。
(4)つなぐ
早めに専門家へ相談するよう促しましょう。
(5)見守る
一人で孤立させないよう、温かく寄り添いながら、見守りましょう。
詳しい役割については、市公式YouTubeのゲートキーパー講座でご覧いただけます。
■困ったときは、一人で悩まず下記へ相談してください
▽電話相談窓口
・こころの電話(年末年始を除く午前10時~正午、午後1時~9時)【電話】567-5560
・滋賀いのちの電話(金~月曜日の午前10時~午後8時30分)【電話】553-7387
※詳しくは、市ホームページをご覧ください。
問合せ:すこやか生活課
【電話・有線電話】581-0201【FAX】582-1138
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