琵琶湖の赤野井湾は、市内を流れる8つの川が注ぐ場所です。そのため、一度ごみが流れ込んでしまうと回収が難しく、湖底に蓄積されると、水質の悪化や生態系への悪影響が懸念されます。
令和5年1月から、赤野井町地先の金田井川下流にフェンスを設置し、どのようなごみがどれほど流れているのかを調査しています。その結果、昨年と比較して流入するごみの量は減少しましたが、それでもごみの総量のうち、42.7%がプラスチックごみであることが判明しました。このプラスチックごみが劣化・破砕され、細かくなり、回収が難しいマイクロプラスチックに変わり、近年大きなごみ問題の一つとして懸念されています。
琵琶湖は私たちにとって大切な水源であり、未来へと守り続けるべき貴重な自然環境です。一人ひとりの意識と行動が、琵琶湖の美しい自然を守ることにつながります。
ごみのポイ捨ては絶対にやめ、適切に処分しましょう。
問合せ:環境政策課
【電話】584-4691【FAX】584-4818
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