少年センターだより「麻薬・覚せい剤・大麻乱用防止運動」の実施について

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少年センターだより「麻薬・覚せい剤・大麻乱用防止運動」の実施について
―10月1日から11月30日までの2か月間、「麻薬・覚せい剤・大麻乱用防止運動」―

近年、若者を中心に大麻による検挙者が急増しています。特に30歳未満の若年層が大麻事犯の検挙人員全体の約7割を占めており、使用のきっかけや動機は「誘われて」「興味本位」が最多となっています。インターネット等で間違った情報が氾濫していますが、大麻の有害性は、特に成長期である若者の脳に対して影響が大きいことが判明しています。
脳は、20歳頃まで成長するといわれ、特に小・中・高校生の心身ともに急速に発達する大切な時期に薬物を乱用すると、脳にダメージを与えます。私たちの脳は、生命、感情、行動など全てをコントロールする優れた回路を持っています。脳が破壊されると、無意識のうちに動いている生命活動を支える機能(例えば、鼓動、呼吸、消化といった動き)までも停止してしまいます。
(厚生労働省令和5年度「麻薬・覚せい剤・大麻乱用防止運動」実施要綱より抜粋)

■困ったときは、ひとりで悩まず相談!
薬物の危険性・有害性を知り、一人ひとりが薬物乱用防止に対する意識を高め、間違った情報に流されず、正しい知識で大切な自分の心や身体を自分で守りましょう。薬物に関する疑問や不安などがある場合は、一人で悩まずに相談することが大切です。
少年センターと滋賀県では、下記の相談窓口を開設しています。安心してご相談ください。

問合せ：
愛荘町少年センター【電話】0749-42-8018
滋賀県薬務課【電話】077-528-3634
滋賀県立精神保健福祉センター【電話】077-567-5010