■通信販売はクーリング・オフできません
▽事例
インターネット通販で靴を購入した。大きめのサイズを注文したが履いてみると窮屈だった。返品したいとメールしたところ「返品できない。利用規約にも書いてある」との返事だった。確かに利用規約には返品不可の記載があったので「それならクーリング・オフしたい」と伝えたが「通信販売にはクーリング・オフの適用はない」と回答が来た。(60歳代)
▽ひとこと助言
・インターネット通販やテレビショッピングなどの通信販売には、法律上のクーリング・オフ制度はありません。返品の可否や条件についての特約があればそれに従うことになります。
・特約がない場合は、商品を受け取った日を含む8日以内であれば、消費者が送料を負担し返品できます。返品が可能な場合でも、返品期限が設けられている場合があります。商品を受け取ったらすぐに中身を確認することが大切です。
・通信販売で購入する際は、事前に返品ができるかどうかや返品が可能な場合の条件などをよく確認しましょう。
■困ったときや不安に思ったときは、消費生活センター等にご相談ください。(消費者ホットライン「188」)
発行:独立行政法人国民生活センター
全国の消費生活センター等の相談窓口【URL】http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
滋賀県消費生活センター(湖東合同庁舎内)【電話】0749-23-0999
くらし安全環境課(愛知川庁舎)【電話】0749-42-7699
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