◆国民健康保険で受けられる給付
国民健康保険では、病院での医療費負担のほかにもさまざまな給付があります。
今回は、国保で受けられる給付をご紹介します。
◇出産育児一時金
被保険者が出産したときに、出生児1人につき48万8千円(産科医療補償制度に加入している医療機関で出産したときは50万円)が支給されます。出産費用を一時的に立て替えることが難しい場合は、出産した医療機関へ支払う直接支払い制度が利用できます。
◇葬祭費
被保険者が死亡したとき、葬祭を行う人(喪主)に5万円が支給されます。
◇高額療養費
1か月の医療費の自己負担額が高額になり、限度額を超えた場合、超えた分が高額療養費として支給されます。なお、入院などにより医療費が高額になることがわかっている場合は、事前に「限度額認定証」の交付を受けることで、1医療機関ごとの医療費の負担を限度額までにとどめることができます。
◇療養費
医師が治療上必要と認めたコルセットなどの補装具を作ったとき、保険証を持たずに治療を受けたときなど、一時的に医療費を全額負担した場合、申請により保険負担分(7〜8割)の払い戻しを受けることができます。このほかにも、訪問看護を利用したとき、緊急の治療などでやむを得ず医師の指示により移送に費用がかかったときにも支給があります。
詳しくは、住民課保険年金担当までお問い合わせください。
問い合わせ先:住民課 保険年金担当
【電話】0748-52-6584
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