■糖尿病を予防して健康寿命をのばしましょう
◆糖尿病ってどんな病気?
血液中のブドウ糖(血糖)が多くなる病気で、血液中のブドウ糖の割合(血糖値)が必要以上に高くなった状態が続くのが糖尿病です。
◆糖尿病の合併症
初期段階では自覚症状がほとんど出ないので、検査をしないとわからない病気ですが、血糖値が高い状態を放置しておくと、血管が傷つき、さまざまな合併症を引き起こします。
・神経障害(手足のしびれや痛み)
・網膜症(進行すると失明の危険)
・腎症(進行すると人工透析治療が必要)
・虚血性心疾患(心臓病)
・脳梗塞(脳卒中)
糖尿病は、がん・認知症・歯周病などに関係することがわかってきています。例えば、糖尿病の人は特に肝臓がん・すい臓がん・大腸がんのリスクが高いと言われています。
◆生活習慣を改善して糖尿病の発症・重症化を予防しましょう!
(1)自分に合ったエネルギー量の食事をとり肥満を改善する
(2)ゆっくりよくかんで食べる
(3)食事の最初に食物繊維が多く含まれる野菜や海藻・きのこなどを食べる
(4)水分補給は水かお茶にする
(5)お酒の飲みすぎに注意する
1日に男性の場合、ビールなら500mL、日本酒なら1合までに、女性はその半分の量までにする。
(6)定期的に運動をする
(7)禁煙する
(8)健診を毎年受け、血糖値を確認する
◆健康のための測定日・栄養相談をご利用ください
保健師・管理栄養士が個人に合わせた健康づくりの相談を伺います。ぜひご利用ください。
◇健康のための測定日
予約不要です。
とき:毎月第4水曜日9時30分〜11時
ところ:保健センター
◇栄養相談
事前に予約が必要です。
とき:「広報ひの」掲載の「保健カレンダー」でご確認ください(12月の予定は本紙23ページ)
ところ:保健センター
■知っていますか?糖尿病と歯周病は密接な関係があります
◆11月8日は「いい歯の日」です
定期的に歯科医院に通っていない方は、この機会に歯の定期健診に行ってみませんか?
歯のメンテナンスに年齢制限はありません。若いうちから歯の健康を保ち、いつまでも自分の歯でごはんを食べて健康な身体でいましょう!
「歯周病がある人は糖尿病の治療が困難になりやすい」、「糖尿病がある人は歯周病になりやすく重症化しやすい」といわれています。
この負のスパイラルを断ち切るには、糖尿病の予防や治療とお口の健康が大切です。
問い合わせ先:福祉保健課 保健担当
【電話】0748-52-6574
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