◆町のみんなの憩いの場をめざして
つどえば(松尾1507-1)
障がいのある方、高齢の方、一時的に生活に困窮された方などが暮らす救護施設ひのたに園(松尾)が、今年2月に新たな拠点「つどえば」を開設されました。今回は「つどえば」についてひのたに園の齋藤誠一(さいとうせいいち)園長にお話を伺いました。
◇「つどえば」とは
ひのたに園の利用者さんに限らず、町全体の福祉と居場所づくりを目的に開設されました。
令和2年にひのたに園の50周年記念誌を発行した際に、地域の支えのおかげで現在があることを改めて感じ、地域に恩返しをしていきたいとの思いで運営されています。
◇「つどえば」での取り組み
現在「つどえば」は、ひのたに園利用者さんが内職の作業場として使用するほか、陶芸教室「アトリエ・セラミカ」を開き、陶芸家の中田美穂(なかたみほ)さんや山本(やまもと)やすみさんに教わりながら作品作りをされています。
また、5月から毎月第4土曜日に誰でも利用可能な食堂「キッチンつどえば」を開始され、1回目はカレーライス、サラダ、ヨーグルトが提供されました。
今後は体制が整い次第、陶芸作品やひのたに園で育てた野菜を販売するギャラリーandショップ「土とともに」を開店するほか、地域の方を陶芸教室に受け入れたり、軒下に休憩所を設けるなど、誰もが気軽に立ち寄り交流することができる場にすることをめざして取り組んでいかれるそうです。
◇ぜひ遊びに来てください
齋藤さんは町の皆さんへ向けて「みんなで楽しく過ごせる場所にしたいと思っているので、ぜひ遊びに来てください」と話されていました。
◆キッチンつどえば
毎月第4土曜日 11:00~15:00開催予定
中学生以下は無料 高校生以上・大人は100円
※予約不要でどなたでもご利用いただけます。
※アレルギー対応食ではありませんのでご注意ください。
問い合わせ先:【電話】0748-52-0645(ひのたに園)
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