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HPVワクチン(子宮頸(けい)がん予防ワクチン)接種について

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滋賀県日野町

◆子宮頸がんとヒトパピローマウイルス(HPV)
子宮頸がんは、女性の子宮頸部にできるがんのことです。
子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが関わっています。このウイルスは子宮頸がんの患者さんの90%以上で見つかることが知られており、HPVが長期にわたり感染することでがんになると考えられています。なお、HPVは一般に性行為を介して感染することが知られています。

◆公費によるHPVワクチン接種の対象者
・小学校6年生から高校1年生の女子
・キャッチアップ接種対象者
平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性の方で令和4年4月~令和7年3月の3年間にHPVワクチンを合計3回接種されていない方
※キャッチアップ接種の詳細は厚生労働省のホームページをご覧ください。

◆HPVワクチンの種類と接種間隔について
現在、日本国内で使用できるワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類です。
令和5年4月から、シルガード9も定期接種の対象として、公費で受けられるようになりました。
一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談してください。
3種類いずれも、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。

◇標準的な接種スケジュール

※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
※4・5:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。

◆HPVワクチンの副反応について
HPVワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れなどの症状が起こることがあります。また、まれに重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあるとされています。

詳しくは、「厚生労働省 ヒトパピローマウイルス感染症」検索

問い合わせ先:福祉保健課 保健担当
【電話】0748-52-6574

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