今回は、イラストレーターとして活躍されている洞智子(ほらともこ)さん(中山東)にお話を伺いました。洞さんは、日野のまちなかを走る町営バスのラッピングデザイン、図書館の児童書コーナーのデザインなど、町内でも多数の作品を手掛けられています。
・「祭」がテーマのラッピングバス。ほかにも「動物」など、洞さんがデザインされたラッピングバスが4台運行しています。
◆イラストとともに
幼いころから絵を描くことが好きで、グラフィックデザイナーとして働いていたときも、年に数回イラストを頼まれ、イラストとともに過ごされました。子育てが落ち着いたころから、イラストレーターとしての仕事が増え、県内では、滋賀県立琵琶湖博物館のディスカバリールームの壁画やパネルデザインにも携わっておられます。
洞さんは「好きなことを仕事にでき、『さらにうまくなりたい』と向上心を持って取り組むことが、日々の充実感につながっていると思う」と話されました。
◆イラストへの思い
洞さんは結婚を機に日野町に住まわれたそうで、「日野町らしいデザインやイラストにより、町の暮らしがよりよくなるお手伝いをしたいです。また、イラストによって幅広い年齢の人たちが日野町の歴史や動物などを知るきっかけになっていればうれしいです」と、イラストを通した町への思いを話してくださいました。
最近は、俳句の季語をテーマに、日本らしさを感じるような作品に取り組むことが多いそうです。
◆今後の予定
10月20日(日)、ことうヘムスロイド村(東近江市)で開催される「ヘムスロイドの杜(もり)まつり」に出展されます。
また、洞さんのインスタグラムに作品がたくさん掲載されていますので、ぜひご覧ください。
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