今年はパリオリンピック・パラリンピックが開催され連日熱戦が繰り広げられました。また、来年度は滋賀県で44年ぶりとなる「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」が開催され、多くのアスリートがしのぎを削って戦われます。
今回は日野町を代表するトップアスリートである、元フリースタイルスキーモーグル日本代表の伊藤みきさん、伊藤あづささんにご自身の経験から、競技人生についてお話を伺いました。
≪取材内容≫
(1)競技をはじめたきっかけ
(2)モーグル競技の魅力
(3)競技を行う上で(勝利を勝ち取るために)大切にしていること
(4)未来のアスリートへのメッセージ
◆日野町出身 元フリースタイルスキーモーグル日本代表 伊藤みきさん・伊藤あづささんにインタビュー
◇元モーグル日本代表選手 伊藤みきさん
(1)両親がスキー好きで、家族に連れられて幼いころからよくスキー場へ行っていました。そんな中、小学校2年生のときにちびっこモーグルキャンプに入ったことがモーグルをはじめたきっかけです。
(2)モーグルは屋外競技なので、過去に滑ったものと同じ条件で滑るということはありません。気象条件によって雪の状態やコブの形、エア台の形も変わる中でパフォーマンスを上げるためにどういうことをするのがいいのか、自分にできる精いっぱい、ベストを尽くすという部分に楽しさを感じていました。
(3)レースで良かった感覚も失敗した感覚も次に持ち越さないで、「フラットな気持ち」「新たな気持ち」で次のスタート台に立つようにしていました。また、モーグルは落下スポーツなので、自然にあらがわず、自分が力を出して何とかしようという気持ちではなく、滑り降りる中で体が自然に反応することを信じて、あまり力まず、肩の力を抜くように心がけていました。
(4)どんなスポーツでも自分の好きな「瞬間」や「技」があると思います。その好きな部分を追求して、その気持ちに素直に、練習に取り組んで欲しいです。好きなもの、楽しいと思う瞬間を探す努力をすることで、スポーツが自分の身になると思います。
◇元モーグル日本代表選手 伊藤あづささん
(1)4歳のときに家族にスキーに連れていってもらったのがきっかけです。その後、公認大会でなく、「あそびの大会」への出場を親にすすめられ、出てみて楽しいなという感覚になりハマっていきました。
(2)練習を積んで、自分が思い描いたとおりに滑れたときに、良かったなと感じます。
(3)緊張をすることもありますが、普段通り、平常心でということを常に頭に置いて戦っていました。
(4)スポーツを楽しむことです。「やってみよう」「楽しもう」という気持ちを大切に取り組んでみてください。
◆リハーサル大会を開催
令和7年10月に「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」が開催されます。本町では、軟式野球競技を開催します。今年11月2日(土)、3日(日)には国スポリハーサル大会として「第28回西日本軟式野球選手権大会」を大谷公園野球場で開催します。西日本各地から軟式野球の「侍」たちが日野町で熱戦を繰り広げます。ぜひ、会場へお越しください。詳細は町ホームページをご確認ください。
問い合わせ先:国スポ・障スポ大会推進室(生涯学習課内)
【電話】0748-52-6566
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