青雲の志 ～町長コラム～

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◆新年度がスタート
日野町長　堀江和博

令和6年度になりました。日野町議会3月定例会では、令和5年度補正予算ならびに令和6年度当初予算をご承認いただきました。今回の当初予算の目玉は「(1)子育て支援」「(2)生活支援」「(3)プロジェクト推進」の3点です。

「(1)子育て支援」としては、新こども園の建設に向けた基本設計、桜谷学童保育所さくらんぼの保育室拡張工事、保育士等奨学金返還支援補助金の創設、子育て応援・地域おでかけスタンプラリーの開催、在宅子育て層への幼児一時預かり事業の開始、産婦検診助成、高校生等の医療費の完全無償化、フリースクール助成の拡大、不登校対応強化として日野中学校の支援員配置等に取り組みます。

「(2)生活支援」としては、昨今の物価高騰の状況等を鑑(かんが)み、水道料金の値下げを行います。具体的には、ほとんどのご家庭で使用される口径13mmと20mmの基本料金を約20%引き下げるもので、口径13mmで2か月あたり50立方メートル使用の場合、年間4,620円の減額となります。7月以降の請求分から適用となります。加えて「日野町くらし応援クーポン券(町民一人あたり2,000円分)」を4月下旬より順次送付させていただきます。

「(3)プロジェクト推進」としては、これまで着手してきた各種プロジェクトを継続して推進していきます。特に、公共交通の「わたむき自動車プロジェクト」においては、AIオンデマンド交通「チョイソコひの」の対象エリアを、従来の南比都佐地区・中山地区に加え、3月から湖南サンライズ地区まで拡大しました。今後も地元の皆様のお声を聞きながら、さらなるエリア拡大に努めていきます。

第6次日野町総合計画の4年目として、持続可能で誇りある日野町をめざして誠心誠意取り組んでまいります。令和6年度もご指導ご鞭撻(べんたつ)のほどよろしくお願いいたします。