◆多くのひな人形が町なみを彩る 日野ひなまつり紀行
2月11日(日)~3月10日(日)、大窪・村井・西大路の町並み一帯で行われた「日野ひなまつり紀行」に合わせてさまざまなイベントが開催されました。
「日野ひなまつり紀行」は、商家や民家の桟敷窓(さじきまど)からのぞくさまざまなひな人形をはじめ、工夫をこらして作られた「ほい飾り」や「竹筒飾り」を見ながら散策する催しです。道中(どうちゅう)には、お琴や祭囃子(まつりばやし)の演奏を聞いたり、おひな様の顔出しパネルで写真を撮ったり、日野の伝統料理を継承する会が手掛けた「ひなまつり御膳」を食べたり、特産品をお土産に買ったりして、思い思いに日野の春を満喫する人たちの姿がありました。
同時開催された「初春の日野をめぐる♪日野ひなまつり紀行デジタルスタンプラリー」に参加された方は、町なかをめぐりながらスマートフォンのアプリで5つのスタンプを集め、抽選で当たった日野菜漬けやクラフトビールなどの景品を受け取っていました。
2月23日(金)~3月10日(日)、ギャラリーTUTUMU(つつむ)では、町在住のイラストレーター洞智子(ほらとも)こ氏の作品展「桃の花」が開催され、春の季語と女性をテーマとした描きおろしの作品が展示されました。
2月28日(水)には、わたむきホール虹で「日野ひなまつり俳句大会」が行われ、「雛一切(ひないっさい)」「当季雑詠(とうきざつえい)」を兼題とした俳句が29名から投句され、俳人協会監事の古賀雪江(こがゆきえ)氏と若林建秋(わかばやしけんしゅう)氏が優秀作品を選ばれました。
3月1日(金)~3日(日)には、佐久良会議所で「江戸時代の古絵図とひな人形の展覧会」が行われました。江戸時代中期の村や川の様子が色鮮やかに描かれた古絵図と戦国武将やかるたをテーマにしたひな人形が展示され、地域の方などが興味深く見入っていました。
「日野ひなまつり紀行」の期間中は町内外から家族や友達と訪れた多くの方でにぎわい、甲賀市から夫婦で来られていた方は「古くからあるおひな様はどれもとてもすてきでした」と笑顔で話されました。
◆日野のフォト
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