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聖徳太子薨去1400年記念多彩な事業を経て

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滋賀県東近江市

東近江地域の二市二町(東近江市・近江八幡市・竜王町・日野町)、滋賀県、聖徳太子ゆかりの11社寺、経済・観光団体で構成する「聖徳太子1400年悠久の近江魅力再発見委員会」では、東近江地域に今も残る聖徳太子の伝承や魅力を多くの人に伝えるため、令和4年5月のオープニングセレモニーから約2年にわたって地域の魅力を発信する事業などさまざまな取組を行いました。
各社寺では、秘仏の御開帳やライトアップ、法要などが行われ、訪れた多くの人に太子の教えや歴史を伝えていただきました。
また、地域の皆さんには、聖徳太子バージョンの江州音頭の制作・披露や聖徳太子をテーマとしたミュージカルの制作・公演などを行っていただきました。また、委員会事業として聖徳太子ゆかりのスポットをまとめた「近江の聖徳太子『和』かるた」の制作や各種啓発イベントを行いました。
不安定な世界情勢の中、聖徳太子が西暦604年に制定した十七条憲法の第一条「和を以って貴しと為す」という日本の和の精神の象徴を今こそ世界に発信するべき好機と捉え、事業展開に取り組み、多くの人に近江の聖徳太子を知ってもらう機会となったものと思います。
聖徳太子薨去1400年を記念した事業は区切りを迎えましたが、これで終わることなく、これをきっかけとして聖徳太子が説かれた和の精神を心に刻み、次世代に大切な歴史文化として継承していかなければなりません。併せて、近江の聖徳太子の伝承を磨き上げ、今後も魅力ある観光資源としていきます。

■写真の説明
(1)(2)太郎坊宮と八日市文化芸術会館で行われたオープニングイベントでは、テープカットのほか東近江江州音頭普及愛好会と八日市江州音頭保存会による聖徳太子ゆかりの11社寺をテーマにした江州音頭が披露されるなど、盛大なセレモニーで事業が幕を開けました。
(3)聖徳太子が説かれた「以和為貴」の教えを深く考える機会として、神仏習合法要が行われました。
(4)(5)各社寺で行われたライトアップでは、歴史ある社寺が美しい光に彩られました。
(6)瓦屋禅寺では、文化の日の特別イベントに合わせ書家橋詰桃邨作の十七条憲法屏風のお披露目・感謝状贈呈式が行われました。
(7)聖徳太子「和」かるたを楽しむ子どもたち
(8)JR名古屋駅前名鉄百貨店で「東近江に生きる聖徳太子の心と工芸展」を行い、県外の人にも聖徳太子の和の心を感じてもらいました。
(9)各社寺ではさまざまな秘仏の特別御開帳や法要が行われました。
(10)観峰館の特別企画展では、湖東地域の数々の文化財やこれまで門外不出であった太子南無仏像2体が展示されました。
(11)12月3日、事業の終了を記念する式典が行われました。
(12)(13)聖徳太子をテーマにした創作ミュージカル「日出ずる国」が公演され、華やかなステージは客席と一体となり大きな拍手で包まれました。

問合せ:聖徳太子1400年悠久の近江魅力再発見委員会(事務局 観光物産課)
【IP電話】050-5801-5662【FAX】0748-23-8292

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