〔特集〕令和6年度当初予算の概要(1)

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令和6年度は、「第2次東近江市総合計画後期基本計画」が3年目を迎えます。計画の実現に向けて事業推進を図るとともに、東近江市誕生20周年の節目に当たり、さらなる成長に向けた施策を加速していくための予算を編成しました。
本市の主要事業である中心市街地のにぎわい創出、農林水産業・商工業の振興、結婚・妊娠から出産・子育てまでの継続的な支援、地域医療の充実、教育環境の整備をはじめとして、観光や歴史文化、スポーツの振興、都市基盤や公共交通機能の強化、デジタル技術の活用による市民サービスの向上などを強力に推進するとともに、令和7年に開催する国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けた準備を計画的に進めます。
ここでは、一般会計の歳入・歳出や主な事業を紹介します。

※四捨五入して万円単位で示しているので、合計額などが合致しない場合があります。
※項目横のカッコは、構成比率を表しています。

■一般会計歳入　547億円(前年度比10.1%増)
▽自主財源
・市税…171億3,750万円(31.3%)
・繰入金…49億9,870万円(9.1%)
・負担金・使用料・手数料など…5億5,855万円(1.1%)
・繰越金・諸収入・寄附金など…27億2,047万円(5.0%)

▽依存財源
・地方交付税…113億円(20.7%)
・国庫支出金…67億3,259万円(12.3%)
・市債…27億8,710万円(5.1%)
・県支出金…43億1,660万円(7.9%)
・地方消費税交付金など…41億4,848万円(7.5%)

■会計別当初予算額
▽一般会計
令和6年度：547億円
令和5年度：497億円
差引増減額：50億円
増減率：10.1%

▽特別会計
・国民健康保険(事業勘定)
令和6年度：107億8,400万円
令和5年度：107億1,300万円
差引増減額：7,100万円
増減率：0.7%

・国民健康保険(施設勘定)
令和6年度：1億7,600万円
令和5年度：1億7,700万円
差引増減額：△100万円
増減率：△0.6%

・後期高齢者医療
令和6年度：15億9,400万円
令和5年度：14億200万円
差引増減額：1億9,200万円
増減率：13.7%

・介護保険
令和6年度：89億円
令和5年度：89億6,300万円
差引増減額：△6,300万円
増減率：△0.7%

・農業集落排水事業(下水道事業会計に統合)
令和6年度：0万円
令和5年度：11億9,500万円
差引増減額：△11億9,500万円
増減率：皆減

・公設地方卸売市場
令和6年度：4,600万円
令和5年度：4,800万円
差引増減額：△200万円
増減率：△4.2%

・小計
令和6年度：215億円
令和5年度：224億9,800万円
差引増減額：△9億9,800万円
増減率：△4.4%

▽企業会計
・水道事業
令和6年度：36億661万円
令和5年度：33億131万円
差引増減額：3億530万円
増減率：9.2%

・下水道事業
令和6年度：71億4,075万円
令和5年度：53億3,845万円
差引増減額：18億230万円
増減率：33.8%

・病院事業
令和6年度：3億4,918万円
令和5年度：3億7,797万円
差引増減額：△2,879万円
増減率：△7.6%

・小計
令和6年度：110億9,655万円
令和5年度：90億1,773万円
差引増減額：20億7,882万円
増減率：23.1%

▽合計
令和6年度：872億9,655万円
令和5年度：812億1,573万円
差引増減額：60億8,082万円
増減率：7.5%

■一般会計歳出　性質別歳出内訳
・人件費
予算額：105億6,267万円
説明：職員の給料、議員報酬、各種委員報酬など

・扶助費
予算額：98億6,901万円
説明：児童手当や障害者・高齢者の支援、生活保護など

・物件費
予算額：90億6,286万円
説明：公共施設の維持管理など

・補助費など
予算額：77億6,946万円
説明：広域で事業を行う組合への負担金、各種団体などへの補助金や負担金など

・公債費
予算額：57億570万円
説明：市の借金の返済

・普通建設事業費
予算額：49億2,564万円
説明：公共事業など、将来への投資

・繰出金
予算額：40億4,809万円
説明：特別会計・企業会計への繰出金など

・その他
予算額：27億5,657万円
説明：基金積立など

■一般会計歳出　547億円(前年度比10.1%増)
・民生費…197億5,104万円(36.1%)
・教育費…77億6,041万円(14.2%)
・総務費…62億108万円(11.3%)
・公債費…57億570万円(10.4%)
・衛生費…44億3,237万円(8.1%)
・土木費…35億1,784万円(6.4%)
・農林水産業費…23億7,612万円(4.3%)
・消防費…16億6,372万円(3.0%)
・商工費…15億4,266万円(2.8%)
・その他…17億4,907万円(3.4%)

■用語解説
一般会計…まちづくりや福祉、教育など、市の全般的な事業を行う会計
特別会計…保険料や使用料など特定の収入で事業を行う会計
企業会計…事業収入により経営する会計

▽歳入
自主財源…市が自主的に確保できるお金
市税…市民や企業などからの税金
繰入金…基金(貯金)を取り崩したお金
負担金・使用料・手数料など…特定のサービスを受けた人が負担するお金。
繰越金・諸収入・寄附金など…前年度から繰り越されるお金や寄附金など
依存財源…国や県から交付や割り当てられるお金
地方交付税…国税の中から市へ交付されるお金
国庫支出金・県支出金…特定の事業に対して国や県から支出されるお金
市債…市の借金
地方消費税交付金など…国から一定の基準で配分されるお金など

▽歳出
民生費…児童や障害者、高齢者福祉の充実など
教育費…学校や社会教育スポーツ振興など
総務費…企画財政管理、市税の徴収、その他全般的な管理経費
公債費…市の借金の返済
衛生費…健診やごみ処理など
土木費…道路や河川、公園の整備など
農林水産業費…農業や林業、水産業の振興など
消防費…消防や防災対策など
商工費…商工業や観光の振興など

問合せ：財政課
【IP電話】050-5801-5602【FAX】0748-24-0752