美味い!みごとな料理上手い!たくみな技術旨い!くらしの知恵栗東といえば馬!
まちの「うまい!」を紹介します
■街道文化をつなぐ「目川田楽(でんがく)」
「田楽茶屋ほっこり庵」
本市、岡の旧東海道沿いにある「田楽茶屋ほっこり庵」は、江戸時代の目川立場(めがわたてば)の名物料理「目川田楽と菜飯」を提供するお店です。
旧東海道の石部宿と草津宿の間には、梅ノ木と目川の立場(休憩所)がありました。目川立場には、元伊勢屋(もといせや)、小島屋(こじまや)、京伊勢屋(きょういせや)の三軒の茶屋が並び、季節の菜飯と味噌をつけて食べる豆腐田楽(目川田楽)を販売していました。目川田楽と菜飯のセットは旅人の間で評判となり、全国に広まりました。
現在は、NPO法人くらすむ滋賀が、めがわ田楽保存会から伝授された当時のレシピを現代風にアレンジして再現。豆腐に塗られる味噌は、梅ノ木立場があった六地蔵で作られる「梅ノ木みそ」などをじっくり煮詰めたものです。大根葉や小松菜などを3日間塩漬けして作った菜飯が、その甘辛い田楽味噌とよく合います。人気のセットには、地元野菜などを使った具だくさんの味噌汁や小鉢が付き、手作りにこだわった体にやさしい料理です。
ぜひ、ほっこり一息ついて、往時の旅人に思いをはせてみてはいかがですか。
▽「田楽茶屋ほっこり庵」
住所:栗東市岡347-2
営業日時:毎週金・土曜日の11:00-15:00(9:00~11:00はカフェのみ)
【電話】080-4560-9257【E-mail】hokkorian1002@gmail.com
<この記事についてアンケートにご協力ください。>