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はつらつ教養大学は60年を迎えました

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滋賀県栗東市

「健康医学」「健康体操」「音楽会」「介護」「歴史」「物作り」など、多様なテーマで生涯学習を推進する、はつらつ教養大学。市内の高齢者であれば、どの会場・講座にも無料で受講できます。身近な学びの場として親しまれる大学は、今年で60年を迎えました。

■60年の歩み
はつらつ教養大学は、昭和39年(1964)4月に老人会活動の老人大学(高齢者学級)として産声を上げました。昭和43年(1968)には栗東町教育委員会事業の「学区制老人学級講座」となり、昭和45年(1970)7月から「老人大学講座」と名称を変え、今日のはつらつ教養大学へと成長しました。
講座は、社会の変化に対応して開催方法や内容を柔軟に変えながら、9つの学区コミセンで年間5回開催するという現在の形となりました。

■さらなる発展をめざして
「受講者とともに」をコンセプトに、毎年受講者の意見を取り入れて講座の内容を決めています。昨年度は延べ1,034人が受講しました。
今後も講座の内容や周知の方法を工夫して、「いつでも」「どこでも」「だれでも」「いつまでも」気軽に参加できるはつらつ教養大学を目指します。

■受講者の声
▽共通の趣味を持つ仲間に出会えた 中嶋三好さん(88)
地域の取り組みに参加したい、つながりたいという思いから通い始めました。
学ぶだけでなく、コミュニケーションの場でもあります。フォークダンスなど共通の趣味を持った人とも出会え、たくさんの仲間ができました。
風呂敷の活用方法や認知症予防、音楽鑑賞など、さまざまなジャンルの講座が開催され、興味の幅が広がります。

▽楽しみながら知識を重ねられる 山口重三さん(88)
教養を身につけなければと思い、通い始めて、今年で13年。
毎回講座内容が違うので、楽しみながら、新しい知識を重ねられるところが良いです。
のこぎり演奏の鑑賞は、自分も以前に習っていたので、演奏技術は勉強になりました。
友人ができたり、声を掛け合うなど、日常に張り合いが出ます。今後も自分のペースで、受講を続けていきます。

▽皆で集い豊かな人生に 國松義子さん(84)
何もしない日常生活よりも、常に学びを得たり、活発に過ごしたいと思っています。
音楽会は楽器の音色が良く、昔ながらの名曲や歌謡曲を皆で歌い、当時の懐かしい思い出が蘇る豊かな時間でした。
最寄りのコミセンは近所の知り合いや友人が多く、集える嬉しさがあります。

問合せ:生涯学習課生涯学習係
【電話】551-0145【FAX】551-5544

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