文字サイズ
自治体の皆さまへ

39年ぶりの全国制覇 栗東高等学校馬術部

20/21

滋賀県栗東市

1974年に創部した馬術部。第58回全日本高等学校馬術競技大会で、39年ぶり2度目の優勝を果たしました。
17人の部員(大会当時)は、週に6日、27頭の馬とともに過ごし、信頼関係を築いています。
練習中の真剣な表情とは変わり、馬から降りた皆のまなざしはとても優しく、丁寧に体に触れ世話すると、馬もうっとり静かに過ごしていたのが印象的でした。

■「名言製造機」と部員に慕われる顧問の石川さん。場を和ませたり、緊張感を高めたりして、個性あふれる部員をまとめ支えます。
馬をいかに大切にするか。
練習よりも重きを置いているのは、馬の世話の時間です。日々の練習後だけでなく、休日の翌日は登校前の早朝に時間をとって馬の汗を洗い流し、そして丁寧に拭いてあげます。愛情をもって接しています。
子どもたちが難しい馬を乗りこなせるようになったり、驚くような変化を見たときは、本当に嬉しい。
うちの部は本当に恵まれています。場所も、馬も、トレセン所属の指導者にも、もちろん部員にも。皆で勝ち取った優勝です。

■絶対に落馬できない場面を必死にこらえた主将の新屋さん。最終の川島さんに繋ぎチームは優勝
大会では、皆が相性のよい馬に乗れました。私と川島さんが乗ったのは難しい馬でした。試走5分とデータだけが頼り。それでも乗り切れたのは、ベンチメンバーの細かいリサーチのおかげです。
主将を任され、皆をまとめるのは大変だったけれど、だから余計に主将として手にしたこの優勝は何にも代えられないものとなりました。
サポートしてくれた家族にも感謝していますし、恩返ししたいです。これからも馬と一緒に過ごせる仕事に就きたいです。次のステージに向かって、頑張ります。

■大会出場メンバー
一覧については本紙をご参照ください

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU