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「一人ひとりがまず一歩!」人権啓発シリーズ(8)~「ふつう」じゃないといけませんか?~

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滋賀県栗東市

こんな場面、ありませんか?
・(パソコンの使い方に困っている職場の同僚に)それ、使えるのが「ふつう」やん。
・(学校に行きづらく、不登校になっている子どもに親が)「ふつう」は毎日学校に行くもんや。
・(学級委員を2人決めてください)「ふつう」男子1人、女子1人やし、それで決めよっか。
・(目玉焼きに何をかけようかと悩んでいると)「ふつう」はしょうゆじゃない?
・(ピンク色のTシャツを着て学校へ行ったら)男子は「ふつう」ピンク色は着て来ないよ。

普段、何気なく使っていることば「ふつう」。便利なことばですね。自分にとっての「ふつう」って、「ごくありふれたものであること、それが当たり前であること」のはずです。
でも、相手から見たら自分の「ふつう」は、間違っているのでしょうか?
世の中に存在する多数派(マジョリティ)が「当たり前」「当然」と思っていることが、「ふつう」なのでしょうか。人それぞれにとっての「ふつう」は違います。大切なのは「多様性を認め合うこと」ではないでしょうか。
最近はさまざまな色をしたランドセルが販売されています。それが「ふつう」です。ひと昔前は赤と黒の2択で、それが当時の「ふつう」でした。「ふつう」は時代・場所・文化・環境・生活・経験などで変わっていくのです。

■人権を大切にするって?
「人権」とは、「すべての人の生命と自由が保たれ、幸福を追求し、差別されることなく人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持つ権利」です。それは、「目の前にいる人のことを大切に思うこと、また大切にすること」ではないでしょうか。誰にとっても大切な「人権」を、一人ひとりの行動で守っていきましょう。

問合せ:人権擁護課
【電話】551-0133【FAX】552-5544

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