子どもは好奇心旺盛で、何が危険で何が安全か判断できません。
生活上で、特に大きな事故に繋がりやすい内容を紹介します。
■落ちる
・ベランダへの扉を施錠しておらず、一人で出て遊んでいた
・窓の近くに踏み台になるものがあり窓枠に手が届いた
一般的なベランダの手すりの高さ(110cm)を子どもが登れるか実験(注)した結果、4歳は7割近く、2歳も足がかりを利用して登ることができる子がいました。ベランダや窓の近くなどには植木鉢やイスなどを置かないようにしましょう。
(注)R4消費生活総合センター「STOP!子供のベランダ転落事故」より
■窒息
・0歳児がベッドと壁の隙間に頭を挟んで動けなくなった
・3歳児が節分豆を食べ、突然咳き込んで意識を失った
0歳児にはベビーベッドを使用し、必要ないものはベッド内に置かないようにしましょう。
硬い豆やナッツ類は5歳までは避けてください。また、3歳児の口の直径はトイレットペーパーの芯と同じくらいです。これより小さいオモチャは誤飲の危険性があります。
■交通事故
・車の前でしゃがんで遊ぶ子どもに気が付かず発進した
・車から荷物を出している間に子どもが車道に飛び出した
3歳以下の子どもの交通事故は、自宅の近く、さらに発進時の事故がほとんどです。車の周りでは必ず子どもと手を繋ぎましょう。
また、道路交通法ではチャイルドシートを着用しない6歳未満の幼児を乗せて運転することは禁止されています。
保護者の注意や、子どもに安全のための教育をすることで防げる事故もあります。日頃から、家庭でも見直してみてください。
問合せ:こども家庭センター母子保健係
【電話】558-8670【FAX】554-6101
<この記事についてアンケートにご協力ください。>