子どもの生活リズムは、成長に伴い変化していきます。生後3か月頃から、昼夜の区別がつくようになり、生後5~6か月頃になると、規則的な生活を繰り返すことで、生活リズムが整いやすくなります。自然に身につくものではないので、乳幼児期からの習慣が大切になります。
■生活リズムを身につける4つのポイント
▽朝は、できるだけ同じ時間にカーテンを開け、室内を明るくして、朝の光が感じられるようにする
夜の入眠が遅くなった日は、「ゆっくり寝かせてあげたい」という気持ちになりますが、朝は、できるだけ同じ時間に起こし、体内時計をリセットしていきましょう。
▽朝ごはんを食べる
授乳や食事は大事な心と身体の栄養源になります。食べることで、胃腸が動き出すようになり、スムーズな便意を促します。
▽日中は、できるだけ体を動かして、五感を刺激する
日中の活動によって、その日の夜の睡眠に影響します。体をたくさん動かして、天気の良い日は、外に出て自然に触れる機会もつくっていきましょう。昼寝は15時頃までにし、夜の睡眠に影響しないようにしましょう。
▽夜は、同じ流れを繰り返し、「寝る時間」を意識できるようにする
「お風呂に入った後は、寝る時間」「絵本の後は、寝る時間」と流れを繰り返すことによって、習慣として身に付いていきます。就寝前は、テレビやスマートフォンなどの刺激になるものは控え、静かで落ち着いた雰囲気をつくり入眠に誘いましょう。
家族みんなで、できることからゆっくり始めていきましょう。
問合せ:地域子育て包括支援センター
【電話】551-2370【FAX】551-2330
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