甲良町内の空家・空地登録物件を募集しています

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■価値が下がります
空家は今後も増える一方、世帯数は減少する見込み。住まいのニーズが減れば、当然、価値は下がります。
空家は必ずしも資産ではなく、お金を払って引き取ってもらう[負動産]になるかもしれません。

■将来の世帯数
県内の世帯数は2030年をピークに増加を続ける推計で、その後減少傾向に入ります。
2040年には2030年と比べて約1.4万世帯減少します。
住宅総数の増減がなければ世帯減少分の住宅が空家になると想定されます。

滋賀県の世帯数の推移(千世帯)

1990年から2015年：「国勢調査」(総務省)
2020年以降：「2019年日本の世帯数の将来推計(都道府県別推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)

■高齢者のみが居住する持ち家数
県内の65歳以上の者のみで暮らす持ち家数は約9.4万戸となっており2018年現在の県内の空家数の約8.1万戸よりも多いです。
団塊の世代が相続期を向かえる時期には、これらの住宅が中古住宅市場に出てくる可能性があります。

■(近畿圏)売り物件新規登録件数と成約報告率
2015年から2019年までの5年間をみると、近畿圏内の売り物件新規登録件数に対して、成約報告率は5件に1件未満しかありません。
今後世帯数が減少し、現在の高齢者の持ち家が中古住宅市場に出てくると、さらに売れにくくなるかもしれません。

[近畿圏の売り物件新規登録数と成約報告率]

公益財団法人不動産流通推進センター
「2015年～2019年指定指定流通機構の活用状況について」
兵庫県許諾済み　令和4年8月22日付住第1384号

問合先：企画監理課
【電話】38-5061