国民年金はすべての公的年金の基礎となるものです。日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の方は公的年金に加入することが法律で義務付けられています。将来訪れる長い老後や生活の安定を損なうような“万が一”の事態に備え、現役世代みんなで支えようという考えで作られた仕組みです。20歳になったら忘れずに国民年金の加入手続きをしましょう!
■国民年金(基礎年金)には3つのメリットがあります。
・老齢基礎年金 65歳から生涯受けられます。
・障害基礎年金 病気やケガで障害の状態になった時に受けられます。
・遺族基礎年金 死亡した方に生計維持されていた「子のある配偶者」又は「子」が受けられます。
■「学生納付特例制度」と「納付猶予制度」
収入などがなく保険料の支払いが困難な場合は、「学生納付特例制度」(学生のみ)、「納付猶予制度」(50歳未満)などの保険料納付猶予制度があります。
※「学生納付特例制度」
学生の方は一般的に所得が少ないため、ご本人の所得が一定額以下の場合、国民年金保険料の納付が猶予される制度です。
対象となる学生は、大学、大学院、短期大学、高等学校、高等専門学校、専修学校、各種学校(学校教育法で規定されている修業年限が1年以上の課程)、一部の海外大学の日本分校に在学する方です。
※「納付猶予制度」
学生でない50歳未満の方で、本人及び配偶者(別世帯の配偶者を含む)それぞれの所得が一定額以下の場合に、国民年金保険料の納付が猶予される制度です。
問合先:
彦根年金事務所【電話】23-1112
住民人権課【電話】38-5063
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